実際の数を知るために必要なのは、「生の値」です。 いずれも、不良セクタが検出されていないハードディスクでは、生の値は「0」です。 注意すべき点として、 「現在値」「最悪値」「しきい値」と、「生の値」では、単位が違います。 「生の値」が実際の数なのに対して、「現在値」「最悪値」「しきい値」は割合です。 たとえば、上の画像の不良セクタに関する「現在値」「最悪値」「しきい値」は、 百分率、つまりパーセント表示です。 ちなみに、「現在値」が「しきい値」に達していなくても、ハードディスクは動作不良になります。※結構多い。 たとえば、システム上重要な箇所において不良セクタが発生すると、 少数の不良セクタでもOSが起動できなくなります。 「しきい値」はあくまでもメーカーが定めた基準値であり、これを境に故障するわけではありません。 故障に至る変化は連続的なもの、つまりアナログなので、 しきい値を境に白黒判