朝日新聞グローブ - なぜ東大からノーベル賞が出にくいか 「四行教授」のぬるま湯の罪 http://globe.asahi.com/meetsjapan/090316/01_01.html 東大医学部卒、ペンシルベニア大助手、カリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)教授などを経て、現在は政策研究大学院大教授である黒川清氏の寄稿。 タイトルにもなっている、東大の「四行教授」とは何か。 <東大では、この時代になってもいわゆる「四行教授」のステータスが高いという信じがたい現状がある。 四行教授とは、履歴書に「東京大学卒、東大助手、東大助教授、東大教授」(これからは准教授などが入って5、6行になる人も多いだろうが基本的には変わらない)の4行しかないという、純粋培養の道を歩んだ人のことだ。これが最も由緒正しく、付け加えるとしても2、3年の海外留学で箔(はく)をつける程度。東大に限らず、役所、企業に