一般的には、指定された複数の有力銀行(※リファレンスバンクまたはパネル行と呼ばれる[2])から報告された毎営業日11:00時点のレートを指す。この集計・発表はかつては英国銀行協会(英語版)(BBA)が実施し、「BBA LIBOR」と呼ばれていた。2012年の不正操作事件をきっかけに[3]、BBAからインターコンチネンタル取引所(ICE)に集計・発表等の運営が移管され、「ICE LIBOR」として公表されている。 資金調達コストの基準として用いられ、特に6か月物は短期金利の指標として使われることが多い。調達コストの割高/割安もLIBORとの比較で表現されることが多い。例えば、LIBORと同水準で社債等が発行された場合には「LIBORフラット(ライボー・フラット)」或いは単に「Lフラット(エル・フラット)」と表現される。また、特に信用力の高い企業では、LIBORよりも低い水準で資金調達を行なう