試合中にボールが動いていた時間。スクラム、ラインアウトや反則が多いと短くなる。スピードや持久力で勝ちたい日本は、試合のテンポを速くしてこの時間を長くすることを目指す。
エディーさんの言葉が独り歩きしている。 「われわれは、ジャパンを“フィジカリー・スマッシュ”します」 肉体的に徹底的に痛めつけるという意味だ。 「祈りなさい。無事でいられるよう、お寺で祈りなさい」 今週土曜日、日本代表とのテストマッチを控え、イングランド代表のヘッドコーチ(HC)、エディー・ジョーンズ氏が関係者に話したとされる言葉だ。 面白いもので、キャッチ―な言葉は人を伝って広がっていく。木曜日に日本代表のメンバー発表があったが、イギリスのテレビ局のインタビュアーは会見に応じたCTBの中村亮土、WTBの山田章仁、FLの西川征克にジョーンズHCの言葉についてどう思うかを問い質していた。 中では山田が、 「この辺にお寺ないし」 と答えたのが笑わせたが、サントリーに入って1、2年目にエディーさんの指導を受けた西川が、 「半分冗談、半分本気ってところじゃないですかね」 と答えていたのが、的を射て
日本代表 テストマッチ全3試合を生中継! さらに世界最強ニュージーランド代表 オールブラックス戦 ほか 南半球テストマッチも充実の内容でお届け! ★ラグビー特集ページはこちら→https://www.jsports.co.jp/rugby/ チャンネル登録はこちらから→http://www.youtube.com/subscription_center?add_user=jsportschannel
ズドラフコ・レイチ●文 text by Zdravko Reic 利根川 晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko W杯を直前にしたハリルホジッチ解任劇を、ハリルにとって同郷(ボスニア・ヘルツェゴビナ)の先輩であり、日本代表監督の先輩でもある「彼」はどう見ているのか。イビツァ・オシムはオーストリア第2の都市グラーツにいた。その町の病院で半年に1回、検診を受けなければいけないのだという。「でも安心してほしい。現在の体調はいたって良好だ」というオシムを、旧知のクロアチア人ジャーナリストが直撃した。 2006年から、病に倒れる2007年11月まで、日本代表監督の座にあったイビツァ・オシム氏 photo by YUTAKA/AFLO SPORTS ハリルホジッチの解任以降、多くの人々が私の意見を求めてきた。私のことをよく知っている人であれば、私がこうした他人の問題に首
2018.05.02 13:20 ハリルホジッチ解任騒動に見る、二人の旧ユーゴ名将を“拒絶”した我らが日本 2018年6月に控えたワールドカップ・ロシア大会を前にして、日本サッカー協会(JFA)によってさる4月7日、サッカー日本代表監督を電撃解任されたヴァヒド・ハリルホジッチ氏。4月27日には東京・内幸町の日本記者クラブにて“反論会見”を行い、2日後の29日には自宅のあるフランスへと帰国。一連の“解任騒動”に、このひと月、多くのメディアが騒いだ。 日本サッカー協会の田嶋幸三会長が語った通り、問題があったのはハリルホジッチ氏のほうなのか。それとも真の問題を抱えているのは、彼を追い出した日本のサッカー界の側なのか。 ハリルホジッチ氏がディナモ・ザグレブ(クロアチアの首都ザグレブを本拠地とするサッカークラブ)を率いていた時代から彼をよく知るサッカージャーナリスト長束恭行が分析する、その“真相”と
久しぶりにサッカーの話題に触れておきたい。 この先、ワールドカップ(W杯)が間近に迫ったタイミングになると、ネガティブな文章は書きにくくなる。 だから、いまのうちに書いておく。 今回の記事はそういうテキストになる。 私は、一人のサッカーファンとして、6月から開催されるロシアW杯の成功を願っている。 なので、本当なら、その盛り上がりに水をさすような原稿は書きたくない。 でも、それはそれとして、サッカーファンだからこそ書かねばならないことがあるはずだとも思っている。 いま書いておかなければ、日本のサッカーに未来はないとすら考えている。 なんというのか、一人の男がサッカーファンになるということは、自分の力で自国のサッカー界を変革せんとする夜郎自大な思い込みをアタマの片隅から滅却できなくなるということでもあるわけで、実に厄介な生き方なのである。 私は、ハリルホジッチ監督を解任した日本サッカー協会の
日本サッカーと、ヴァイッド・ハリルホジッチ前日本代表監督。 その双方を知る男は、今回の解任劇に何を思うのだろうか。 日本代表の奥さんが勢ぞろい!サッカー選手の美人すぎる彼女・妻たち【26枚】 日本サッカー協会(JFA)はハリル氏との契約解除を決め、西野朗新監督体制のもとでロシアへ乗り込む決断を下した。ワールドカップまで約2カ月というタイミングでの判断は、ショッキングなニュースとして世界中に伝えられた。田嶋幸三会長が契約解除の理由として明かしたのは「信頼関係の悪化」だったが、ハリル氏が『Goal』クロアチア編集部の取材に対して語ったのは「すべてが金とビジネスによってひっくり返った」という、なおさらショッキングな内容だった。 そんな中、我々は日本サッカーとハリル氏の双方を知る人物から証言を得る機会に恵まれた。2002年に開催された日韓ワールドカップで日本代表を率いたトルシエ氏だ。彼は友人でもあ
はい、皆様、お久しぶりです。 一年以上放置してた訳で、こんなブログはもう忘れ去られているでしょーが、日本代表がロシアW杯への出場を決めたので、本当に久しぶりに試合のレビューをしてみたいと思います。当然ですが、扱う試合は先日の日本対オーストラリアの試合です。ちなみに放置していた理由は単にサボっていたのと(金にもならんし忙しいし)、試合自体レビューする内容がない試合が何試合か続いたりしたからです・・・・・。 ただし、今回の試合については、w杯最終予選の関ヶ原と言って良い試合で、内容的にレビューするだけの価値のある試合でした。非常に興味深い試合だったので、レビューしながら試合の内容を振り返ってみたいと思います。 日本対オーストラリアのマッチアップについて さて、今回の試合ですが、スタメンは、 こうなっておりました。日本は433。オージーは3421。日本は中盤のスタメンを大幅にいじっており、井手口
代表らしさって何だろう――。新体制になった日本ラグビー協会の理事会で、ラグビー日本代表の堀江翔太共同主将(31)の髪形が話題になった。頭髪の一部を編み上げた髪形は代表選手としてふさわしいものなのか、地域協会で議論になり、6月24日の理事会で報告された。 ワールドラグビーの憲章には品位(INTEGRITY)がキーワードの一つに掲げられ、日本協会が今春に作った新戦略計画にも「ラグビーに最も必要とされる品位の心を強く持つ人材を数多く社会に送り出すことをめざしたい」とうたっている。あこがれの対象で、競技者の目標になる代表選手に求められる有形無形のものが改めて問われた形だ。 理事会の詳しい内容をまだ聞いていないという堀江主将だが「言われることはわかるので、『すいません』。ただ、ラグビーが好きで、(髪形などで)ラグビーのプレーが落ちることはない」と話す。ファンへの対応や真摯(しんし)な受け答えで定評の
ラグビー日本代表と、アイルランドのテストマッチ第2戦。 結果は13-35で、アイルランドの完勝。日本は各所で雄々しく抵抗を見せたが、実質、前半で8-28と点差が開き、大勢が決してしまったのは残念だった。 それでも示唆に富み、考えさせられることが多い試合でもあった。 ジャパンは静岡での第1戦とは違い、最初から「激しさ」を見せた。 開始2分、ロック不足により試合直前に緊急招集された「2015W杯戦士」のトンプソンルークが強いタックルを相手に見舞い、2人目の松橋周平が素早く寄って、3人目に到着した松島幸太朗が激しく相手を押し切り、教科書通りのターンオーバーを奪った。 しかし、不運なことに逆襲に転じてすぐ、アマナキ・レレイ・マフィからのパスが乱れ、そこをアイルランドのセンター、ギャリー・リングローズに拾われ、先制トライを許してしまう。 激しさは報われず――。 この試合はレフェリングを含め、終始、そ
大本番への試金石となる一戦を快勝したラグビー日本代表は、スクラムと堀江のアタマ以外は2019年へ順風満帆の巻。 Tweet Share on Tumblr カテゴリ:ラグビー 2017年06月11日07:34 いけるぞ2019!ファイトー、イッパーツ! 2020年東京五輪を前にやってくるビッグイベント、ラグビーワールドカップ。その試金石となる重要な一戦で、ジャパンは快勝をおさめました。ワールドカップの大本番で対戦する可能性が高い、ヨーロッパ予選首位突破候補・現在予選首位のルーマニアを33-21で撃破。これがそのまま本番のチカラ関係ではないにせよ、「全然勝てる」という感触を得られたのはいいステップとなりました。 あの2015ワールドカップでの南アフリカ撃破からもうすぐ2年。あそこを頂点とした盛り上がりからすると、少し停滞するような話題も多かった昨今。ヒーロー五郎丸はあまり活躍できない感じの放
「無礼」 日本代表チームの通訳を務める佐藤秀典は、あえて強い言葉に訳した。 「2度のテストマッチを通じて、我々はちょっと無礼な扱いを受けたと思う」 6月25日、スコットランドとの第2テストマッチを終えての記者会見で、日本代表ヘッドコーチ代行のマーク・ハメットはそう言った。 この日、日本代表は後半9分には16対9と7点リードを奪いながら、以後4つのPGを許し、16対21の逆転負けを喫した。トライ数は日本の「1」に対しスコットランドは「0」。スコットランドの21点はすべて、日本の反則によるPGで挙げたものだった。 「スコットランドのコーチ陣とも話したけれど、彼らも『ベストチームが勝ったわけじゃない』と言っていたよ」 後半は相手の3倍もの反則が与えられた。 単純に、判定に不満をぶちまけていたわけではない。ハメットが使った言葉は「ディスリスペクト」。直訳すれば「リスペクト(敬意)を欠く」。意訳すれ
ラグビー日本代表の舞台裏映像が「お願い、殺して!」っておねだりしたくなるモノだったので、あとで売って欲しい件。 Tweet Share on Tumblr カテゴリ:ラグビー 2015年10月29日07:00 舞台裏映像は売れ!売ってくれ!売ってください! 心に種火のようにジンワリと残るラグビー熱。いよいよ今週末は世界一を懸けての決勝戦です。オールブラックスVSワラビーズという、世界一にふさわしい両雄の激突は、2015年の熱い記憶を結び止めるフィナーレとなることでしょう。非常に楽しみです。 2011年も2007年も2003年も見ることは見たけれど、やはり今大会は特別です。ジャパンが大活躍し、旋風を巻き起こし、あと一歩で夢に届かなかったのですから。今までは遠く対岸の祭りとして眺めていたものが、自分たちもその輪に加わって踊れるものなんだと気づかされたから。 文字通り「命懸け」でようやく破った南
2023年、ラグビーW杯フランス大会が開催されます。テレビでもラグビーの試合を見る機会が増えてきたのではないでしょうか。ところで、ラグビーの日本代表の試合を見ていると外国人選手が多く、初めて見る方には、日本人選手が少ないのではないかと感じる方もいるかと思います。 2023年W杯の日本代表選手も発表されましたが、外国出身の選手が多数選出されています。 今回はなぜラグビー日本代表には外国人選手が多いのか、そして、それほど多いのが普通なのかを考えていきます。 ラグビー日本代表の外国人選手まず確認しておきたいのが、ラグビー日本代表には日本に帰化している選手も多いです。例えば、フランス大会で4大会連続出場となるリーチマイケル選手は日本に帰化しています。 帰化している以上、日本人であるため、日本代表になっても問題ないでしょう。 ただラグビー日本代表には、帰化している選手だけでなく、それ以外の選手も多く
目の前で起きている出来事に、現実感がなかった。 ラグビー日本代表が、ワールドカップで、南アフリカを倒す。 果たして、そんなことが起こりうるのか。 南アフリカと言えば、世界に冠たる巨人国だ。 他を圧する雄大な体格でボールを奪い、密集を制圧し、試合を支配する。世界王者・ニュージーランドと互角の対戦成績を残してきた唯一のライバルであるもうひとつのラグビー王国。ワールドカップでは2度の優勝を飾り、過去4敗しかしていない。 対して日本代表は、過去7度行われたすべてのワールドカップに出場してきたものの、勝利は1991年大会でジンバブエから奪った1勝のみという、世界ラグビーでは弱小国に甘んじてきた国だ。 そんな日本が、南アフリカを破る。そんなことがありうるのか。 間違いないのは、それが本当に起こったという事実だけだった。 W杯本番へ向けて、地道に布石を打ってきた。 「南アに勝つ!」 今大会の組み合わせが
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