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素敵な話に関するsuikaxのブックマーク (2)

  • 父とサボテンと私

    私は園芸が嫌いだった。 いや、おそらく……嫌いだったのは父で、園芸には興味がなかった。 父が大事そうに育てている花たちに興味が持てず、どの株も同じようにしか見えなかった。 だから最初から農園を継ぐつもりもなく勉強に打ち込み、そこそこいい大学に行って実家を離れた。 それから10年間の間に私は園芸に触れず、父の農場が今どうなっているかにも全く関心を示さなかった。 --- ある春の日の仕事帰り、ふと100円ショップでミニサボテンが売られているのを見つけた。 連日の激務で疲れ果てていた私は売れ残っていたのであろう萎びたそれに同情し、自身の安アパートの部屋に連れて帰ることにした。 ベランダの室外機の上に乗せ、たっぷりと水を与えてやる。 「生き延びろよ」と声をかけ、俺も頑張るからと心の中でつぶやく。 --- しばらくたったある日、異変に気付く。 サボテンが明らかに一回り大きくなっている! よくよく見て

    父とサボテンと私
    suikax
    suikax 2020/07/09
    可愛い。サボテンいいよね
  • 田舎のオジさんに料理を教えて1年が経った

    一昨年、お正月に田舎に帰った時、 父方のおじさんに料理を教えた。 もともと男子厨房に入らずを地でいくような人。 例年の正月はオバさんがかいがいしく料理をし、 男性陣は居間で昼から飲んだくれるような典型的な田舎だった。 まあでも、息子同然のように可愛がってた甥っ子が、 脱サラして突然、料理研究家になったというのが興味があったようで、 甥っ子の仕事っぷりを見る意味も込めてなのか 「増田坊よ。俺に料理を教えてみろ」 という展開になった。 俺は、何を教えるのがいいかなーと考えた。 魚捌くのは練習途中で心が折れるだろう。 蕎麦打ちを発症させると家族に迷惑かかるだろう。 洋っぽいものは、そもそもあまりべない。 いろいろと考えた結果「合鴨のロースト」を教えることにした。 お正月だし、カモ肉が簡単に手に入る地域だし、 蕎麦に乗せても、そのままつまみにしてもイケるしね。 作り方はシンプルで失敗のないもの

    田舎のオジさんに料理を教えて1年が経った
    suikax
    suikax 2017/01/07
    素敵な話。いいなー料理好きな人が心底羨ましい /時折読み返したくなる話だな。
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