音楽と油絵を学んできた彫師、佐藤はなえー佐藤さんは、東京藝術大学美術学部絵画科油絵専攻を修了。藝大に進学をきめたきっかけは? 確固たる理由はないのですが、音大の音楽教室で習い事をしていたので幼少期から藝大のことは知っていて。「大人になっても音楽や美術を学べるところ、楽しそう」と思っていました。 ー音楽教室ではどの楽器を専攻していたんですか? 5歳から15歳くらいまで約10年間チェロを弾いていました。少し話は脱線するかも知れませんが、私の体感として、タトゥーを彫っている時に手に伝わる機械の振動とチェロを弾いてる時に身体に伝わる音の振動は似ているなと思っています。 ー藝大の音楽学部には進学しなかったんですね。 元々は音楽で藝大に進学をしたかったのですが挫折したんです。音楽はスポーツと少し似ていて「1日演奏しないと、三日間はその感覚を取り戻せない」と言われているんですが、本当だったら毎日練習しな
展覧会概要 イギリスを代表する現代作家であるダミアン・ハーストは、30年以上にわたるキャリアの中で、絵画、彫刻、インスタレーションと様々な手法を用い、芸術、宗教、科学、そして生や死といったテーマを深く考察してきました。最新作である〈桜〉のシリーズでは、19世紀のポスト印象派や20世紀のアクション・ペインティングといった西洋絵画史の成果を独自に解釈し、色彩豊かでダイナミックな風景画を完成させました。それはまた、1980 年代後半以降、継続的に抽象絵画を制作してきた作家にとっては、色彩や絵画空間に対する探究の大きな成果でもあります。大きいものでは縦5 メートル、横7メートルを超える画面に描かれた風景は、儚くも鮮やかに咲き誇る桜並木の下に身を置いた時のように、私たちを幻想的な世界に誘います。 2021年、カルティエ現代美術財団は本シリーズを世界で初めて紹介し、高く評価されました。この度、春には満
まえがきこんにちは。swmr(@sawamuradacun)と申します。こちらは、意欲的な一般個人による考察と議論のもと、日本国内でも急速に広がりつつあるNFTアートの危険性について手短に説明するページです。 NFTが経済活動や自然環境に与えるマクロな悪影響については、これまでにも散々指摘されていますが(「NFT 問題点」などでググってください)、こちらの記事では、主に「NFTアートという仕組みがアーティストにとってどれだけ危険であるか」という観点から、NFTアート市場のもつ構造的な欠陥と、そこから予想される将来的な影響(経済的または法的なリスク)について考察し、できる限りわかりやすい形で記述しています。これからNFTアート市場に参入したいと考えているアーティスト、または既に参入してしまったアーティストも必ず一読をおすすめします。 本文を読むにあたって特別な知識はほとんど必要ありませんが、
東京藝術大学美術学部は創立100年となる昭和56年より大学史の編纂事業を進め、これまでに『東京美術学校篇』3巻および別冊『上野直昭日記』1冊、『美術学部篇』1巻、『大学篇』1巻を刊行してきた。このページでは、これらの大学史刊行物のうち、最初に刊行された『東京美術学校篇』全3巻のPDF複写を公開する。美術学部の前身である東京美術学校の設立(明治20年)前夜から大学発足後の廃校(昭和27年)までを収録している。ここには、単に一大学の沿革にとどまらず、日本の近代美術史および芸術教育に関する貴重な情報がふくまれている。 *このアーカイヴズは下記の全ページをインターネット公開するものである。 第1巻(財団法人芸術研究振興財団/東京芸術大学百年史刊行委員会 編、ぎょうせい、昭和62年) 第2巻(財団法人芸術研究振興財団/東京芸術大学百年史刊行委員会 編、ぎょうせい、平成4年) 第3巻(財団法人芸術研究
日本一の乗降客数を数えるJR新宿駅。その東口駅前広場が、大きく変貌した。ロータリーの中央に出現した巨大彫刻《花尾》(英語表記《Hanao-San》)を含む広大なスペース。手がけたのはニューヨークを拠点に世界で活動するアーティスト・松山智一だ。25歳で単身渡米し、現代美術の中心地でキャリアを重ねてきた。松山にとって母国における初の巨大パブリック・アートとなった今回。そこに込めた意図や、パブリック・アートの可能性について、本人に話を聞いた。 新宿の「匂い」が持つポテンシャル──あまりの巨大さに驚きますね。まさか新宿駅にこのようなパブリック・アートができるとは思いませんでした。 僕にとってこれ以上ないほどのものができたので、本当によかったですね。世界最高峰の工房でつくることができたので、今後の自分にとっても糧になります。台座を入れて8メートルあるのですが、これだけの情報量がありながらクオリティを
松山 智一(まつやま ともかず、1976年4月30日 - )は、アメリカ・ニューヨーク在住の日本の現代美術家。 絵画を中心に彫刻やインスタレーションも手がける。作品には、東洋と西洋、古代と現代、具象と抽象といった両極の要素が見られ、これは日本とアメリカの両国で育った自らの経験が反映されている。また、江戸時代や明治時代の日本美術、古代ギリシャやローマ帝国の彫刻、フランスルネッサンス期の絵画、戦後のコンテンポラリーアートなど、様々な影響を受けている[1]。 岐阜県高山市(旧・吉城郡国府町)出身、少年時代をアメリカで過ごす。桑沢デザイン研究所夜間部ビジュアルデザイン科[2]、上智大学経済学部卒業後、2002年に再び渡米。ニューヨーク私立美術大学院プラット・インスティテュートコミュニケーションズ・デザイン科を首席で卒業。 これまでに日本、ニューヨーク、ワシントンD.C.、サンフランシスコ、ロサンゼ
キース・ヘリング、バンクシーらが名を連ねるニューヨーク随一の壁画に今年、一人の日本人アーティストが抜擢された。松山智一(まつやま・ともかず)ーー経験ゼロで渡米し、完全独学ながらも作品のコレクターにはビル・ゲイツやドバイ王室が名を連ねる異色の存在。この10月には『情熱大陸』(※1)に登場し、新たなプロジェクトも進行中と、日本でも注目急上昇中の才能に迫った。 「アート」というカタカナ言葉が、子どもからお年寄りまで “何か素敵な雰囲気” といった程度のニュアンスで日々濫用される一方、社会や権力と表現との関係について成熟した議論のないままに、危機感が募るばかりの現在の日本。しかし、世界のアートシーンはそんなものではない。連綿たる西洋美術の歴史の上に揺るぎない評価と市場のシステムが築き上げられ、その思想体系や文脈のもとに “表現としての価値” が判断される。「なぜそれを作るのか」「なぜその表現でなけ
There is nothing more beautiful than the abyss that welcomes you with open arms, it's charms beckoning the many bewitched souls to sit with her amongst the stars and galaxies that spindle together like a tapestry of perfect symmetry. I understand what welcomes and drives those to go deeper into the gullet of a pet that consumes everything, yet is not bound by its gluttony and Beelzebolic need to i
MCA Denverで開催されるライアン・マッギンレー初期作品回顧展『The Kids Were All Right』。写真家自身が、個人的な思い入れのある8枚の写真について語る。 ライアン・マッギンレーの初期作品を集めた『The Kids Were All Right』は、マッギンレーが1998年から2003年までに撮った作品に加え、これまでに公開されることのなかった同時期のポラロイド1,500点を展示する回顧展。公開される作品の多くは、マッギンレーが自費出版でリリースした『The Kids Are All Right』に収められたもの。ダッシュ・スノウやダン・コーレン、アガサ・スノウといったアーティスト仲間たちの姿に混じり、イアスノットなどのグラフィティ・ライターや、その他ニューヨークのワイルドなクリエイティブたちが快楽主義的世界観のうちに捉えられている。これをきっかけに、2003年、
Hello art lovers! I am Parth Kothekar. Silhouette has always fascinated me and I have been following the art for several years. Here, I bring to you Paper Cut artworks which are all hand sketched and hand cut individually by me. Please go through the gallery to see what u fancy :) Thank You all for your support.
Werk Magazine/シンガポール発のアヴァンギャルドな限定発行ヴィ ジュアルマガジン。グラフィック・デザイナー、テセウス・チャンとアートディレクター、マリナ・リムを中心に毎回、コム・デ・ギャルソン・シャツ、アディ ダス、コレットらとのコラボレーションで誌面を作り上げる。特筆すべきは質感溢れる装丁。手に馴染む柔らかな再生紙、ノコギリで切り落としたようなワイル ドな断裁、パッチワークのように紙片をつなぎあわせたり蛍光塗料をスプレーした凝った表紙、ブックコレクターを魅了する。年2回刊行。 Guerrillazine/ Werk Magazineを発行すると共にGuerrilla Store+65を運営するWORKが、発行するゲリラストアの唯一のヴィジュアルブック。
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