NTTドコモは5月24日、空間から飛来した“5G電波”を測定・解析してリアルタイムに可視化する装置を開発したと発表した。「いくつの電波が、どこから、どれくらいの強さで到来しているか」を視覚的に把握できるという。 「5Gリアルタイム電波ビジュアライザ」は、全方位カメラ、受信用アンテナ、受信処理装置、画像処理などを行う高性能PCで構成する装置。飛来した複数の電波をアンテナで受信し、第5世代移動通信方式(5G)で利用する6GHz帯以上の周波数に絞り込んで可視化したデータを映像内に表示できる。電波の強弱だけでなく、電波が発信元から直接飛来したものか、壁に反射したものかの判別もできるという。