ついに始まった「Wi-Fi 6E」 既存の対応機器で有効化するのは難しい? 総務省に確認して分かったこと(2/2 ページ) 物理的に対応している機器でWi-Fi 6Eを解放するための「ハードル」 ハードウェアがOKなら、ソフトウェアやファームウェアを更新するとすぐにWi-Fi 6Eを使える――そう思われがちだが、総務省(総合通信基盤局 電波環境課 認証推進室)に話を聞いてみると、現状の法令ではそう簡単に行かない可能性が高いことが分かった。どういうことなのか、順に解説していこう。 無線機の仕様変更時は認証を取り直す必要がある 無線機は、何らかの理由で仕様変更(対応周波数帯の変更、変調方式の追加、部品の変更など)を行うことがある。電波法の規定では、無線機の仕様を変更する場合にその変更について認証を取得しなくてはならない。 認証の追加取得は、原則として元の認証を取得した者(無線機のメーカー/販売
テレワークで使う「家庭用ルーター」が危ない! セキュリティ対策をあなどってはいけない理由(1/2 ページ) 新型コロナウイルス感染症対策として、国内でも多くの企業がテレワークを採用しています。いずれはオフィス勤務に戻す企業も多いと思いますが、中には日立製作所や富士通のように、今後はテレワーク主体で業務を進めると宣言する企業も出てきています。育児や介護といった家庭の事情を抱える従業員を中心に、部分的にテレワークを継続する企業もあります。 テレワーク中でもオフィスで働く時と同様、IT環境のセキュリティ対策は不可欠です。内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)はこのほど公開した文書で、「新しい生活様式」に向けたセキュリティ対策の指針を紹介しています。 具体的には(1)テレワーカーの増加や対象業務の拡大があった場合はセキュリティリスクを再評価すること、(2)支給端末・支給外端末に関わらず、利用
Wi-Fiの規格標準化団体であるWi-Fi Allianceはこのほど、新しいWi-Fiセキュリティ規格「Wi-Fi CERTIFIED WPA3」(以下、WPA3)を発表した。10年以上にわたって広く使われてきたWPA2の後継規格。WPA2で指摘された脆弱性「KRACKs」対策に加え、普及が見込まれるIoT機器での利用も想定した規格となった。 WPA3では、WPA2デバイスとの相互運用性を維持しながらPMF(Protected Management Frames:管理フレーム保護)を必須とした。また鍵確立手法を従来のPSK(Pre-Shared Key:事前共有鍵)から新しいSAE(Simultaneous Authentication of Equals:同等性同時認証)に変更。ハンドシェイクの手順や認証の再試行回数を変更して各種攻撃への耐性を上げた。 WAP2と同様、「WPA3-Pe
00000JAPANガイドラインについてはこちら よくあるお問い合わせ(FAQ)についてはこちら これまでの発動履歴についてはこちら これまでの訓練発動履歴についてはこちら ■「00000JAPAN」の取り組みの趣旨について 平成23年に発生した「東日本大震災」の教訓を元に、当連絡会では災害時に公衆無線LANを無料で開放する活動を推進し、平成26年4月に「大規模災害発生時における公衆無線 LAN の無料開放に関するガイドライン」を制定・発表致しました。その中で特に、災害用の統一 SSID「00000JAPAN」を普及させていくことは、国民の防災・減災に寄与することは勿論のこと、訪日外国人旅行者の災害時における利便性・安全性確保等に繋がることから、その普及に努めてきました。 平成28年4月に発生した「熊本地震」では、大手通信事業者の協力を得て、「00000JAPAN」を商用環境で初めて提供致
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