8月3日からBSスカパー!&アニマックスにて放送が始まったTVアニメ『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』のエンディングテーマを担当するORESAMA。ニューシングル「ホトハシル」はこれまでのORESAMAの楽曲と地続きでありながら、クールで熱いロック楽曲に仕上がっている。ボーカルのぽん、トラックメーカーの小島英也に「ホトハシル」について、さらに8月に開催されるAnimelo Summer Live 2018 “OK!”、そして9月開催のワンマンライブへの意気込みを訊いた。 濁点を抜くことでちょっと呪文のようになる「ホトハシル」 ──新曲「ホトハシル」はTVアニメ『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』のEDテーマに起用されていますが、最初にこの作品自体にはどういった印象を持たれましたか? ぽん:お話をいただいてから原作漫画を読ませていただいたんですけど、魔法律という世界観が非常に面白いと思
結成20周年イヤーを飾るくるり通算30枚目のシングル『琥珀色の街、上海蟹の朝』。20年目にして初となるR&B/ヒップホップ的なアプローチを試みながら、オーケストレーションを含む構築的なアレンジメントの独創性はやはり唯一無二であり、近年のトレンドである「シティポップ」との距離感も興味深い。また、国内外の社会不安ともリンクするようなヴァースの重苦しい雰囲気が、〈上海蟹食べたい あなたと食べたいよ〉というコーラスで一気に反転する瞬間のマジックは、ポップミュージックの持つ特別な力を感じさせる。9月にはベストアルバム『くるりの20回転』のリリースが発表され、10年目の「京都音楽博覧会」から、ウィーンアンバサーデオーケストラと共演を果たす「NOW AND 弦」へと賑やかに続いていく、くるりの2016年。その中でも間違いなく中軸となるであろう傑作シングルについて、岸田繁と佐藤征史に話を訊いた。(取材・文
音楽は無料となった。SoundCloudやBandcampには日々、第一線で活躍する世界中のアーティストが、無料であることが信じられない楽曲を放流し続けている。 日本でも10年以上前から、�音楽を無料で配信する“ネットレーベル”なる集団が勃興してきた。�その10年の歩みは、日本の音楽シーンの歩みとも符号する。 インターネット上で、無料ダウンロードで楽曲をリリースし続けるネットレーベル・Maltine Records(マルチネレコーズ)が、2015年をもって設立から10周年を迎えた。 クリエイティヴ・コモンズによるダウンロード音源のコンスタントなリリースという試みや、レーベル主宰のイベントも精力的に行ってきた同レーベル。 これまでにtofubeatsさんやbanvoxさんをはじめ、第一線で活躍するアーティストを多数輩出し、現在の音楽シーンに大きな影響を与えるなど、日本最大級のネットレーベルと
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