グーグルやフェイスブックなどから個人情報の流出が相次ぐなかで、注目が高まるのが、プライバシーを一切収集しないことを売りとする検索エンジンの「DuckDuckGo(DDG)」だ。 DDGの10月11日のアナウンスによると、一日あたりの検索回数は3000万件に達し、昨年から50%の増加を遂げたという。 「DDGの創設からデイリー検索数の1000万件突破までには、7年の時間が必要だった。その後の2年間で2000万件になり、それから1年足らずで3000万件を達成できた」と運営元は感謝のツイートを、#ComeToTheDuckSideのハッシュタグを添えて投稿した。 3000万件という数字は、グーグルの一日あたり35億件の検索数に比べればわずかなものだ。しかし、グーグルの検索ボリュームのシェアは2017年8月以来、減少に転じている。 DDGの運営元は同社のシェアが増加した理由について言及していない。