3月26日(この記事執筆の翌日)、ヤフーが経緯を説明する文書を公開しました。以下のリンクからご確認ください。 ・山本一郎氏のnote等でのご発信につきまして この記事が掲載されているメディア、「Yahoo!ニュース個人」の書き手の1人だったやまもといちろう氏が、「自身の過去記事1000本以上が、Yahoo!ニュース個人から同意なく削除された」と3月24日に自らの「note」で訴え、物議になっています。 やまもと氏の記事が、本人の合意なく削除されたのはなぜなのか。私もYahoo!ニュース個人の担当者に問い合わせてみましたが、「分からない」という返答でした。 私もYahoo!ニュース個人の書き手の1人ですが、自分の記事が合意なしに消されるかもしれない……と不安です。なぜ記事が削除されたのか、ヤフーに説明していただきたいと思い、この記事を書いています。 「個人の書き手の支援」目指して始まった「Y
7年前から指摘してきたのに 今回、朝日新聞・峯村健司さんらの報道で明らかになった、⽇本国内で最も利⽤されているSNS「LINE」の個⼈情報が、⽇本国外である韓国のサーバーに暗号化されていない無防備状態格納されており、しかも再委託先の中国企業などがアクセス可能な状態だったという事件は、第一級の情報漏洩事案である可能性があり、安全保障上、極めて重大な損失を日本の国家・社会に与えかねないものだと認識しています。 筆者は、LINEが設立に関与した一般財団法人情報法制研究所の事務局次長と上席研究員を兼任し、また、日本の個人情報保護の枠組みについて研究を行ってきました。 本件LINEの事件についても知り得る立場にあり、2014年ごろからこの問題について警鐘を鳴らしてきたつもりではありましたが、今回の一連の報道でようやく広く国民の知るところとなり問題視された件については、安堵と同時に忸怩たる気持ちを抱き
いずれも当事者なので問題のない範囲で簡潔に書きますけれども、先日、海賊版サイト「漫画村」事件で、日本政府がサイトブロッキングを採用しようとして紛糾した件と絡み、ブロッキング推進派のドワンゴの川上量生さんと法的紛争にまで発展しました。 ここで重要なのは違法コンテンツの展開にあたって「法的制限が緩く国内法で追及しづらい海外で事業化し、サーバーを設置していること」と「広告やユーザーからのクレジット課金で事業を成立させていること」、そして「ユーザーの自主的なアップロードが行われているという前提で事業者に責任はないと標榜すること」あたりが懸案となります。 その点では、「漫画村」をはじめとする海賊版問題については、実はまだまったくと言っていいほど終わっていません。漫画だけでなく、実況を含むゲーム動画、アニメなど映画など、著作権者がコントロールできない著作物をサービスが閲覧させることで、集まってきた人向
とにかく詐欺はいけません。 やまもといちろう公式メルマガ「人間迷路」(新規購読者受付中!) https://yakan-hiko.com/kirik.html やまもといちろう主宰経営情報グループ「漆黒と灯火」(次期募集は未定です) https://yakan-hiko.com/meeting/yamamoto.html やまもといちろうオフィシャルブログ https://lineblog.me/yamamotoichiro/ やまもといちろうYahoo!個人記事一覧 https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamotoichiro/ やまもといちろう文春オンライン記事一覧 https://bunshun.jp/search/author/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%20%E4%B8%80%E9%83%8E 山本一郎Facebook ht
身の回りで「伊藤春香(はあちゅう)さんから代理人を立てられ、訴えられてしまった」という事案がいくつか並行で発生しました。興味津々です。私は単なるはあちゅうファンのため訴訟になどなるはずもありませんが、どうも内容を見ていると「自社のサービスにハアチュウさんに対する誹謗中傷らしきものが書き込まれたことに対して、削除を行うなど管理を怠った」みたいな話もあるようで、何だか良く分かりません。 きっと、はあちゅうさんにはこの方面に詳しい弁護士が代理人として立っているのでしょう。 ただ、はあちゅうさんは事業者や個人に対してちょっと微妙な雰囲気の訴えを起こしているような話も出ているので、私・山本一郎は個人的に本件に関する陳述書を皆さんに広く提供したいと思っています。 陳述書の雛形は以下の通りですが、起きている法的紛争によって、冒頭に書くべきことも変わりますし、陳述書内のURLなどで記した内容についてはスク
今、起きているのは「質」への回帰だと思います。 <スポーツ紙・夕刊紙の干上がり方がキツ過ぎるという話。> https://www.youtube.com/watch?v=1-y7LMcp5Zc やまもといちろう公式メルマガ「人間迷路」 https://yakan-hiko.com/kirik.html やまもといちろう主宰経営情報グループ「漆黒と灯火」 https://yakan-hiko.com/meeting/yamamoto.html やまもといちろうオフィシャルブログ https://lineblog.me/yamamotoichiro/ やまもといちろうYahoo!個人記事一覧 https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamotoichiro/ やまもといちろう文春オンライン記事一覧 https://bunshun.jp/search/au
掲載されると100万単位で読みにきてもらえる 私自身もヤフーニュースで記事を書き、トピックスで取り上げていただくこともあるので利害関係者と言われればその通りなのですが、いまスマートニュースやLINEニュースなどニュース配信サービスが興隆してきていながらも、ヤフーニュースはなおニュース配信ポータルとしてトップに君臨しているのは間違いありません。 なにぶん、ヤフーニュースのトップやトピックスに掲載されると100万単位でユーザーさんが読みにきてくれる記事になるということで、ヤフーに記事やコンテンツを提供している新聞社や雑誌社、ネットニュースにその他大勢、どうしても「いかにヤフトピに掲載してもらうのか?」という動機に直結するわけであります。当たり前ですよね、ヤフートピックスに記事を掲載されれば、多くの読者を集めることができ、その読者が観たページ数だけ、1回あたりいくらという報酬が、記事を提供した会
先日のステルスマーケティング騒ぎで、ディズニージャパンがステマを事実上認めて謝罪する騒ぎがありました。 「アナと雪の女王2」でディズニーがTwitterを使い盛大なステマで大失態の件(山本一郎) - Y!ニュース https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamotoichiro/20191206-00153907/ ステマがなぜいけないのかは、清水陽平さんっていう弁護士の人が解説記事を書いていたので、ご一読ください。 相次ぐ「ステマ」、違法ではなくても「よいステマ」は存在せず https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/skillup/00009/00081/ また、武士の情けというか受託側の悲哀もありますので引用しませんが、ステマを現場で加担した漫画家の皆さんもTwitterなどで個別に謝罪と釈明に追われており、ちょっと可哀
その日本システム企画社の会社概要が、なぜか404 Page Not Foundになってしまうという残念な事態に陥っております。 意味が分かりません。 http://www.jspkk.co.jp/company/company.html もちろんですが、日本システム企画社が展開していたサイトはすべてpdfで確保済みで、また、魚拓を確保しておりますのでご安心ください。 http://web.archive.org/web/20190908002336/http://www.jspkk.co.jp/company/company.html NMRパイプテクターについて、サイトに掲載されていたやや荒唐無稽な雰囲気の技術的な説明もすべて確保していますが、NMRパイプテクターの営業が今日も来ているそうで、北海道支店の支店長・松下博之さんの話はご退職者からたくさん聞いてきました。割り切って営業ができる
株式会社日本システム企画(以下、日本システム企画社)が販売している商品で、マンションなど集合住宅において水道管に外側から「NMRパイプテクター」と名付けられた装置を取り付けると、管の中の赤錆が黒錆に変わるため配管設備を更新しなくても数十年保たせることができる、という通称「謎水装置」と言われる機器が販売されています。 そもそも仕組みが良く分からないので、私たちのような大規模タワーマンションの管理組合などでは「そのような機序が不明な装置を入れるべきではない」という判断も働くのですが、老朽化が進み、管理組合や住民に科学リテラシーがない人たちが多いと「少しでも配管保守工事が先延ばしにできるなら」とこの機器を採用してしまう物件があるということで、問題になっていました。 単に、科学的根拠が分からない製品がそれなりの高額で売られているという案件であるというだけでも大変なことなのかなと思います。しかしなが
2000年以降、ずっと燻り続けてきた俺たちの「謎水」NMRパイプテクターがホットになってきました! いやー、待った甲斐ががありましてね。 なんてったって、この製品、ヤバくて凄いんですよ。日本に冠たる超高度技術を誇る日本システム企画様の凄腕製品「NMRパイプテクター」は、安倍晋三総理が司る神羅万象の一部たるエネルギー保存の法則を無視して、電気を使わずに電磁波を放ち、その辺にあるフェライト磁石の激ヨワ磁界で酸化第二鉄である有害な赤錆Fe₂O₃から、超有能な四酸化三鉄である黒錆FeO.Fe₂O₃に変えやがるんですからね。しかも「NMRパイプテクター」から放たれるマイクロ波は鉄の水道管を通り抜けるらしいぞ! 超絶未来技術よな。凄い凄い。 私たちはこの時代に生きていて良かったんですよ。 エネルギーをほとんど使わずに、鉄とくっついた酸素を全部剥がして赤錆を黒錆に変える素敵技術が達成されたということは、
映像は全部は観ておりませんが、何かやらかしておるようです。 で、元ネタがこちらですが、この「退職代行センター」で告知・募集している中身はあくまで退職希望者の退職意志を雇用している法人に伝えるところまで、と明記してあるものの非弁行為として東京弁護士会が照会かけてくるのはまあ仕方ないところですね。 そして、照会期限が短かったので、直接弁護士会にN国党の立花孝志さんを連れて面談に行ったら門前払いをされていました。まあ、照会事項が出たので直接乗り込んでいく前に書面でやり取りせえやという対応になるのはこれはこれで仕方がないところですが。 https://twitter.com/asanagi_co/status/1165884438447710209 [引用] 当社の退職代行ビジネスに対して東京弁護士会が非弁容疑をかけてきました。照会項目が45個もあるため直接弁護士会へ回答しに行ってきました。 --
なんかいっぱいメールやメッセージが来てるなーと思って開いてみたら、原因はこれでした。 政府、海賊版視聴に警告画面 接続遮断「対策後に判断」:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40776860R00C19A2EA3000/ は? アクセス警告方式ですか? これは「アイデアとしてはともかく技術的に実現できないのでは」と言われていた東京大学の宍戸常寿先生がブロッキング関連議論の代案として提唱されていた内容にとても近いですね。 ブロッキングに代わる「海賊版対策」の切り札? 東大・宍戸教授「アクセス警告方式」提案|弁護士ドットコムニュース https://www.bengo4.com/internet/n_8424/ アクセス警告方式について https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/
きのう、川上量生さんというカドカワ代表取締役の人が、情報法制研究所(通称「JILIS」)に対してJILISと私に記事やツイートなど発言の削除と謝罪を求める抗議文らしきものを送付してこられた旨が、川上量生公式ブログで公表されました。 正直、私もJILISのメンバーも、川上量生さんが何の根拠で発言の削除や謝罪を求められているのか、良く分かりませんでした。 政府委員として、また、上場企業の代表取締役として、川上量生さんが公に通知している内容に対し、私が批評、意見論評を加えたのは事実です。しかしながら、仮にその私の意見が川上量生さんの意にそわなかったとしても、理由なく削除したり、川上量生さんに謝罪するべき性質のものではないからです。なんでそんなに怒ってプルプルしているのか理解できません。 理解できないので、このたび訴訟を提起しました。 差出人も、「インターネット上の海賊版対策に関する検討会議」(以
きのう、私が「上席研究員」として籍を置かせていただいている情報法制研究所(通称「JILIS」)宛に、カドカワ代表取締役・ドワンゴ取締役CTOの川上量生さんという人から配達証明付きの速達郵便が届いていたようです。 ようです、というのは、私がまずJILIS宛に配達されたというその現物を見ていないこと、JILISからは「川上さんから何か届いたよ」という連絡のみがまずあったことで、一度、JILIS理事などが吟味してから内容をお送りいただけるというので待っていました。 その実物については送られてきた画像を見る限り、銀座の消印でカドカワの封筒に入った、文末に「カドカワ株式会社 代表取締役 川上量生」との自筆があるとのことで、はて、これは本人が送付のものなのか、誰かが騙っているのかが分かりません。私も結構頻繁に怪文書を頂戴したり、変な文書をばら撒かれる経験もあります。誰かのいたずらの可能性もあるので、こ
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