サントリー食品インターナショナルは30日、1990年代に大ヒットした清涼飲料水「はちみつレモン」を10月4日に全国発売すると発表した。平成11年の販売終了から12年ぶりに復活する。 はちみつレモンは昭和61年に登場。レモンの酸味にハチミツのほどよい甘みが加わった爽やかな味が受け、ピーク時の平成2年には炭酸入りの「はちみつレモンサイダー」を含め、計2200万ケースを超える販売数量を記録した。 しかし、「はちみつ」と「レモン」という一般名詞を組み合わせた商品名は商標登録を拒まれ、延べ約100社が参入する“乱戦”に。その後、ブームは収束し、サントリーも販売を終了した。 ただ、「もう一度飲みたい」という声は年々高まっており、今回「はちみつレモン」と「はちみつレモンサイダー」を再発売することにした。従来とは成分が少し異なるが、昔の味わいを再現している。 希望小売価格は各147円(500ミリリットルペ