オーディオ機器の実装技術の勘所 ~電源回路から実装レイアウトまで~:デジタルオーディオの基礎から応用(最終回)(1/3 ページ) 最終回は、デジタルオーディオ機器の総合的な実装技術について解説する。実装技術と一言に言ってもその適用範囲は広く、「電源回路」、「各主要機能セクションの配置」、「アナログ回路レイアウト」、「使用部品の選択」、「各機能セクションのインタフェース」といったさまざまな観点に気を配る必要がある。 →「デジタルオーディオの基礎から応用」連載一覧 デジタルオーディオ機器は、価格が数千円の廉価モデルから百万円を超えるような高級モデルまで多種多様である。これらのオーディオ機器の「機能」は、最終的にはアナログ・オーディオ信号の再生であり、その「性能」はオーディオ特性および、主観的な要素の入った音質である。性能の優劣は実装技術によって大きく影響されるのが現実である。「デジタルオーディ
2-1. はじめに 第1章では、電磁ノイズによる障害の発生する仕組みと、ノイズ対策の概要を紹介しました。ノイズ対策は主にノイズの伝搬経路で行われ、代表的な手段にはシールドとフィルタがあります。これらの手段を効果的に使うには、電磁ノイズが発生し、伝搬する仕組みをより深く理解することが重要です。 第1章で述べたノイズの発生原理図を加害者側について詳しく見ると、図2-1-1(a)に示すように、ノイズの発生源と、伝達路、アンテナの3つの要素があるといわれています(ここではノイズ障害が最終的には電波になって伝搬することを想定して、アンテナを組み込んでいます)[参考文献 1]。また、ノイズの被害者となる場合も、図を左右反転させてノイズの発生源をノイズの受信部に置き換えると、図2-1-1(b)のように全く同様の模式図で表すことができます。すなわち、ノイズを発生する場合も、受信する場合も、同一のしくみで考
スイッチング電源のACアダプタです。使用時にノイズ対策が必要な場合もあります。 そこを簡単なフィルターで考えてみました。 原理とか理屈をモデル化して簡単に理解できれば対策が見えてきます。 難しい計算を覚える必要はありません。 【ノイズのモードを考える】 直流出力にノイズが乗るだけなら単純な電気回路で対策できます。 リプルが乗っているだけならば、下図の様なフィルタを組んで対策できます。 こういう単純なノイズはノーマルモードノイズと称していますな。 ディファレンシャルモードという呼び方もある様です。 それ以外に重要なノイズのモードがあります。 ノーマルモードに対してコモンモードノイズがあります。 コモンモードノイズは下図の様な接続をしても観測できるかも知れません。 *オシロのプローブは先端をショートします。先端部の電圧はゼロですな。 *プローブの中の線はオシロの入力インピーダンス1MΩで受けま
2017年2月15日 私の初めての書籍が発売されました。 手前みそですが、基本を押さえつつアナログ回路が学べ、実践に富んだ内容になっています ぜひ読んでみてください。 ↓詳しくは下記画像をクリック↓ さぁ 電子工作には電源が必要なんです。 電池でもいいんですが、やっぱり電源電圧を可変できる電源をひとつ持っておきたいものです。 そこで登場するのが3端子レギュレータによる可変電源です。 簡単な3端子レギュレーターの説明 上記でも少し触れていますが、3端子レギュレーターなら簡単に電源が作れてしまいます。 最近は便利な世の中になってあのAmazonでも電子部品が購入できるようになりました 購入はこちらからどうぞ↓ 今回使うのはLM317Tというレギュレーターです。 これね⬇ これは使いかたも簡単です。 データシートはこちら まぁ⬇のとおりに組みます。 回路の説明ですが、 3端子レギュレーターのIC
もうバッテリー切れには悩まない...街灯や交通標識がソーラーパネルの充電ステーションに(動画)2013.06.21 07:00 湯木進悟 孫さん、やりましょう! 思わず、日本でも提案したくなっちゃいますよね。この夏、ニューヨークでは携帯電話キャリアのAT&Tが、スマートフォンなどへソーラーパネルから無料で電源供給してくれる充電キオスクを続々と路上にセットアップしちゃいますよ。microUSBポートならびにUSBポートがインターフェースとして用意されており、いつでもだれでもつないでチャージ可能なんですって。 実は、このアイデア自体はPensaが数年前から「Street Charge」プロジェクトとして提唱しており、すでにブルックリンでモニター設置して大好評だったため、そのフィードバックを活かして、AT&Tが全面的に支援する新充電ステーションの一斉設置へと至っている模様ですね。AT&Tにしてみ
充電切れも怖くない! これさえあればどこでもオフィスのスーツケース風バッテリーボックス2011.03.01 10:00 ゴロゴロゴロゴロ。 このドラムのようなスーツケースのようなこれはバッテリーパックThe Yill。ベルリンの新エネルギー会社Younicosがデザインしています。コンセントから充電し、この中に電力を貯めて持ち運びが可能。電源がない部屋でも、これをゴロゴロ転がして持って行けばもう安心。300ワットまで供給可能。暖かくなってきたら、これを持って外でお仕事もいいですねぇ。MacBookなら3日間オフィスに戻らなくても平気ですよ。 [Desginboom] そうこ(Kyle VanHemert 米版)
【旅行用】PLANEXの小型無線LANルーターをUSB電源化してみた【電子工作】 スマートフォンでカツカツのプラン運用をしているガガリアン諸君なら、3Gデータ通信は極力避けているのではないでしょうか。 家では無線LANで事を済まし、外出したらネットは見ず、メールのみ。このようにパケット代を削減すれば、月額1000円台の携帯料金で済みます。 しかし、出張や旅行でネットが使いたい時は? 大抵のホテルが装備しているのは、あくまでも有線LAN。 ここで役に立つのが手のひらサイズの小型無線LANルーターなのです。 以下、PLANEX社製FFP-PKA01のレビューと改造談をどうぞ。 ※写真の多い記事です。 FFP-PKA01は日本アマゾン専売の手のひらルーターで、価格も2千円を切るリーズナブルなものです。 機能は最低限で、入力端子はDC電源・Ethernet端子のみ。 (上の画像をクリックすると販売
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