このコミュニケーションにおけるVR利用では、最近Facebookの「Facebook Spaces」やValveの「SteamVR Home」といったプラットフォームがリリースされている。そんななか、国産でもスタートアップのSynamonが「NEUTRANS」というVR空間の構築ソリューションをリリースした。バーチャルの部屋をカスタマイズして、会議や対面販売といった自社アプリとして導入できるのが特徴だ。 今回、NEUTRANSを開発した経緯やその目的、開発現場の環境などを、SynamonでCEOを務める武樋恒氏にインタビューした。 VRならテレビ電話より相手の間が読みやすくて営業しやすい ── 武樋さんがVRに興味を持たれたきっかけは? 武樋 ルーツをたどると子どものころになります。小学校で流行っていたポケモンやデジモン、映画の「マトリックス」などを見て、「あっ同じことを考えている人がいる
