日本ケンタッキー・フライド・チキン(日本KFC)ら5社は7月29日、店舗に併設するドライブスルーで車両のETC(電子料金収受システム)を使った決済のテストを8月3日から始めると発表した。ETCで代金を支払えるドライブスルーは日本初。 ケンタッキーのドライブスルーにETCアンテナを設置。従業員の操作で、客が購入した商品の代金をETC車載機に挿入されたクレジットカード機能付きETCカードで決済する。キャッシュレス決済手段を拡充することで客の利便性を高められる他、従業員と客の接触機会を減らせるため、感染症対策の手段として期待できるという。 高速道路や一部の駐車場で料金徴収に使われているETCを、その他の目的に活用する仕組み「ETC多目的利用サービス」を活用したもの。セキュリティを確保したシステム運用の技術的なめどが立ったことから、実店舗でのテストで実用性を検証する。 今回のテストには、店舗を提供