スマートフォンの広がりによるデータ通信量の増加によって発生する携帯電話回線の混雑を緩和するため、近年キャリア各社が力を入れるようになったのが、スマートフォン向けの公衆無線LAN、すなわちWi-Fiスポットサービスだ。これまではWi-Fiスポットの数を増やすことに主眼が置かれていたが、最近では傾向に変化も見られる。 NTTドコモがWi-Fiスポットの名称を変更 携帯電話回線の混雑を緩和し、より快適な通信環境を提供するために提供されるようになったスマートフォン向けのWi-Fiスポットサービス。先行してこの分野に取り組んだソフトバンクモバイルの「ソフトバンクWi-Fiスポット」が既に約24万カ所に設置されているほか、auの「au Wi-Fi SPOT」も2月17日に7万カ所を突破するなど、都市部を中心に急拡大している。 一方、NTTドコモは、以前から公衆無線LANサービス「Mzone」などを提供
