3万年前の航海再現プロジェクト 国立科学博物館などのチームによる、3万年前に人類が沖縄に渡ってきた航海の再現実験は、強風のため出航が15日以降に延期された。出航地の沖縄県与那国島では、草舟のこぎ手らが集まり、舟に載せる食料と水の準備などをした。 食料などは、こぎ手1人ずつ麻袋に入れてある。袋には、1人10リットルの水やドライフルーツ、アーモンドなどのナッツ類、煮干し、干し肉などが入っている。 チームの中で積み込む食料の検討をした海洋民族学者の後藤明・南山大教授(61)は「3万年前、東南アジアや与那国島あたりでは魚を取り、干すなどして食べていたと考えられる。食料の完全な復元はできないが、当時ありえた物を選んだ」と話す。 30時間以上かかる厳しい航海のため、魚肉ソーセージやコンデンスミルクなど、現代人が食べ慣れていて体力を保てるものも加えた。ゆでたそうめんも小分けにして持参するという。水を入れ
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