俳優で歌手の中山美穂さん(54)が昨年12月6日、自宅浴室で亡くなっているのが発見されました。検視の結果、入浴中の不慮の事故で、「溺死」ではないかということです。 交通事故や転落など不慮の事故などで亡くなった場合や、自宅などで1人で亡くなり、原因がはっきりしない場合、「異状死」と呼びます。日本でとくに多いといわれる入浴中の事故を中心に、冬場の異状死について考えてみます。 異状死の場合、事件性の有無や死因を確認するため警察による検視や医師による検案が行われます。検視や検案で明確な死因が特定できなければ解剖を行います。 監察医制度がある東京都や大阪市の報告によると、高齢者や1人暮らしの増加で、最近、検視や検案が必要な異状死が増えています。 ただ、1人で亡くなった人の85%は自然死で、もともと患っていた心疾患や脳血管障害などによるものです。一方、10%が入浴関連の死亡で、全国で年間2万人近くが毎
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