イナゴ取りの思い出 稲刈りの終わった田んぼの所々に、これから稲刈りが行なわれる黄金色の田んぼが見られるようになると、小学校の頃に学校行事として行われたイナゴ取りを思い出します。方言でいうとハッタギ取りです。稲刈が終わる時期の2日間程、近くの田んぼに繰り出し、竹の筒に木綿で作った袋をつけて、手で一匹ずつ捕まえました。今だと、イナゴに触れられない子もいそうですが…。 朝早いうちは気温も低く夜露がおりて、イナゴの動きも鈍くて捕まえやすいのですが、昼が近くなり暖かくなると活発になり、とても手では捕まえきれません。そんな時に活躍するのが、厚手のビニール袋で作った大きな虫取り網です。それを持って畦や水路近くの草地の上を走り回ります。人の動きにあわてて飛び出したイナゴがビニール袋の網に面白いように入ります。また自転車に乗って、走りまわることでも同じように(それ以上に)取れます。ただ、杭に引っかかったり、