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松浦理英子に関するtakunamaのブックマーク (1)

  • をちこちMagazine 国際交流基金がつなぐ彼方と此方

    出版まで、そして出発まで 『親指Pの修業時代』が英語に翻訳されアメリカで発売されたことには格別の感慨を催す。膨大な読書人口を有するアメリカ及び英語圏に作品を送り出すのは、日語を始めとする英語訳が簡単ではない言語を使って書く作家の抱く夢の一つだと思うが、私の場合はそれに加えて、この作品は九〇年代に一度アメリカの出版社と出版契約を結び、前払い金を受け取り翻訳者にも紹介されていたにもかかわらず、先方の都合で出版キャンセルとなった、という経緯がある。それから十年以上が過ぎ、英語訳の夢はおろか『親指P』という作品のことさえ頭の隅に吹き払われてしまっていた。 しかし、英語版『親指P』の、黒地にタイトルを銀色と鮮やかなピンク色で印字した、ポップであると同時にいわくありげな、しかし俗悪には陥らず品位を保った美しい表紙に、珍しい生きものであるかのように見入るうちに、少女時代から性革命の国として太平洋のこち

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