PCデスクの横にスーパーコンピュータが鎮座する、そんな光景をオフィスで目撃する日も近いかもしれない。 米Crayは9月16日(現地時間)、スーパーコンピュータの新製品「Cray CX1 Supercomputer」を発表した。通常、スーパーコンピュータといえばデータセンターにサーバラックがところ狭しと並ぶイメージだが、Cray CX1は31.04×44.45×90.42cmという7Uのコンパクトな筐体サイズで、少々大きめのフルタワー型PCといった趣だ。1980-1990年代にスーパーコンピュータ界のアイコン的存在だったCrayは、いまもなお世界トップクラスの製品を世に送り出している。CX1はそんな技術の一端をユーザーに手頃なサイズと価格で届けてくれる。 Cray CX1 Supercomputer CX1本体はシステムモジュールが組み込まれたブレードを挿入して利用するシャーシ構造になってお