【広島】特別な街・仙台への想いを胸に秘め、佐藤寿人は誓う。すべての力を出しきり、戦いぬくことを(11.03.25) 仙台の街を、ベガルタ仙台というクラブを佐藤寿人が忘れることは、あり得ない。今までも、そしてこれから先も。 年代別代表の常連として、大きな期待を背負ってユースからトップにあがってきた市原(現千葉)時代も、出場機会を求めて期限付き移籍したC大阪での1年間も、寿人はポジションを奪うことはできなかった。森崎和幸(広島)や駒野友一(磐田)、大久保嘉人(神戸)や松井大輔(グルノーブル)など、同世代の選手たちがプロ入り1〜2年の間にレギュラーの座を勝ち取ったのに、彼は途中出場がほとんど。2003年からの仙台への移籍は、そんな彼にとってはビッグチャンス。「この機を逃したら、僕には後がない」という強い想いを持って、彼は杜の都の大地に立ったのだ。 「在籍2年間、僕はいい時間を、仙台で過ごすこ