1959年3月、ラサの人民解放軍からダライ・ラマ14世に対して、観劇の招待が届けられます。この噂はラサのチベット人にも伝わり、「中国がダライ・ラマ14世の拉致を企んでいる」という疑いを持ちます。 そして30万人の民衆が人民解放軍からダライ・ラマを守ろうと、ダライ・ラマがいる夏の離宮であるノルブリンカ宮殿に集まります。これに対して人民解放軍は宮殿への一斉砲撃を開始します。約800発の砲弾により、数万人のチベット人が死亡したと言われています。また、数千人の僧侶たちはその場で殺されたり、奴隷として都市に売られたりしました。この1959年からの蜂起に関連して、中央チベットでは8万6,000人のチベット人が殺されたと言われています。 そしてダライ・ラマ14世は、この人民解放軍の攻撃の最中になんとか宮殿から逃れ、4月にインドに亡命、西藏地方政府の廃止を宣言し、新たにチベット臨時政府の樹立を宣言して現在
日本では現在、東京オリ・パラ競技大会組織委員会の森喜朗会長の失言による辞任問題が大きな話題となっていますが、2022年に開催予定の「冬季北京五輪」のボイコットを呼びかけるチベット人の会見など、北京五輪に関する批判の声を見かけることはほとんどありません。今回のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では著者で台湾出身の評論家・黄文雄さんが、チベット人やウイグル人を迫害する中国と北京五輪に対して多くの批判の声があがっている現実を紹介しています。 ※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2021年2月10日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。 プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう) 1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没
タイトルの通りです。こんな記事が話題になっていました。 「新型ブニヤウイルス」というウイルスに感染し、中国で7人が死亡していることが分かりました。 中国で「新型ブニヤウイルス」7人死亡…60人が感染 聞きなじみのない言葉で、また「新しい」ウイルスが中国で発見されたのか、と思いますが、ちょっと事情が違いそうなので、短くまとめました。 【目次】 「新型」だけど、報告は2009年 日本でも報告されている 中国ではどの程度広がっているか テレ朝はどう報じたか 今日のまとめ 「新型」だけど、報告は2009年 「新型ブニヤウイルス」で軽くググってみると、こんなページが見つかります。 SFTSは2011年に中国の研究者らによって発表されたブニヤウイルス科フレボウイルス属に分類される新しいウイルスによるダニ媒介性感染症である。 重症熱性血小板減少症候群(SFTS) 中国語のWikipediaによれば、20
パンデミック(世界的流行)を引き起こす恐れのあるインフルエンザウイルスの新たな型を、中国で科学者が発見した。
中華製スパイアプリ「TikTok」は、当初から情報漏洩の危機があるとして何度も何度も警鐘が鳴らされてきたアプリだが、結局このアプリはクリップボードを無断で読み取っていることが判明した。中華製アプリは絶対に使ったらいけないのだ。大手マスコミはしっかりと報道せよ。https://t.co/cXubvQUbpX — 鈴木傾城 (@keiseisuzuki) June 26, 2020 Hey @tiktok_us, why do you paste from my clipboard every time I type a LETTER in your comment box? Shout out to iOS 14 for shining a light on this HUGE invasion of privacy. inb4 they say it was a "bug" pic.twi
アメリカ政府が中国メディアを相次いで「外国の宣伝機関」に認定し、合計9社が米国内で様々な制約を受ける状態となっています。この決定に中国当局は「政治弾圧だ」として強く反発していますが、そもそも中国メディア自体が中国共産党のプロパガンダ機関であることは明白とするのは、台湾出身の評論家・黄文雄さん。黄さんは今回、自身のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』にその証拠を記すとともに、朝日新聞が米国から「中国の宣伝機関」に認定される可能性についても言及しています。 ※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2020年6月24日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。 プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう) 1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程
(CNN) 中国が新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために打ち出した厳重な対策のおかげで、大気汚染が改善されて5万~7万5000人が早死にリスクから救われた可能性があるという推計を、米スタンフォード大学の研究者がまとめた。 この推計は同大学のマーシャル・バーク准教授が、社会と環境の関係をテーマとする学術サイトの「G―Feed」に発表した。「大気汚染の減少によって中国で救われた命は、同国で今回のウイルス感染のために失われた命の20倍に上る可能性が大きい」と指摘している。 中国は大気汚染対策に力を入れているが、依然として世界の中で最悪級にランクされていた。世界保健機関(WHO)の推計では、汚染された大気に含まれる微小粒子状物質のために死亡する人は年間およそ700万人に上る。 中国経済環境省によると、新型コロナウイルスの発生源となった湖北省では今年2月、大気の状態が「良好」だった平均日数が、前年
2020年1月〜2月 インフォグラフィック この1ヶ月の間、毎日のように政府のアナウンスが流れてきました。 細かな点を含めると追い切れない量でしたが、以下はその中でも国務院・広東省・深圳市政府の発表した大きな施策や、Twitter等で流れてくる街の状況などを時系列でまとめてインフォグラフィック化したものです。 様々なソースを追いながらまとめましたが、日付などの情報に若干の誤差はあるかもしれません。もし間違いがありましたらアップデートしていきます。 (もちろん、公表されている感染者数・治癒者数のデータの信頼性に疑問を持つ方もおられ、実際に感染しているけど病院に行っていない人もいるかもしれません。そして今後社会が動き出すにつれて感染者数がまた増加する可能性ももちろんありますが、今現時点での公表されている当データをいったん信頼して作成したグラフということになります) 画像クリックで拡大 時系列に
中国だけで1660人以上の死亡者を出した新型コロナウイルス感染症(コロナ19)が中国実験室から流出した可能性を提起した論文を中国の学者が発表していた。 16日、明報や蘋果日報など香港メディアによると、中国広東省広州の華南理工大学生物科学と工程学院の肖波涛教授は今月6日にグローバル学術サイト「ResearchGate(リサーチゲート)に論文を発表した。論文は新型コロナがコウモリから中間宿主を経て人に伝染した可能性よりも、湖北省武漢の実験室2カ所から流出した可能性を提起した。肖教授は武漢ウイルス研究所よりも武漢疾病予防管理センターが震源地である可能性が高いとみられると主張した。武漢ウイルス研究所は新型コロナが集中的に検出された華南水産市場から12キロメートル程度離れているのに対し、武漢疾病対策予防管理センターはわずか280メートルの距離にあるためだ。 肖教授は実験室からの流出とみている理由につ
世界一のダウンロード数を誇る動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」。ユーザーは、音楽に合わせた口パクやダンスなどの15秒動画を投稿・視聴し合う。誰でも簡単に動画を編集・投稿できる高い機能性や見たくなる動画を次々に表示する中毒性で、女子高生を中心に若者を魅了。2017年秋のサービス開始からわずか1年半余りで、日本国内のMAU(月間アクティブユーザー数)は950万人に達している。 テレビCMなどの積極的な広告で露出も増えているが、高い認知度とは裏腹に中国の新興テック企業「ByteDance(バイトダンス)」(中国語では「北京字節跳動科技」)によって運営されていることは、日本のユーザーにあまり知られていない。そして、今やダウンロード数でフェイスブックを上回り世界一のアプリとなったTikTokが、世界中のユーザーの個人情報を収集していることへの懸念が広がっているのだ。 『週刊東洋経済』4
ファーウェイCFOの逮捕、世界規模で進みつつあるZTEやファーウェイ製品の排除など、中国企業への風当たりが強まっています。台湾出身の評論家・黄文雄さんは自身のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』で、今年4月に端を発する中国企業排除の動きを様々な報道を引きながら改めて追うとともに、中国アリペイと提携するpaypayに対し、その情報管理上の不安を記しています。 ※ 本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2018年12月11日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。 プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう) 1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に
先日掲載の「大阪地震支援メッセージを日本語で発表した台湾総統のブレない絆」等でもお伝えしたとおり、「台湾」を「中国台湾」と表記するよう各国航空会社に圧力をかけた中国が、「台湾製」という表記に関しても難癖をつけているようです。台湾出身の評論家・黄文雄さんは自身のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』で、「台湾製」の表記を「中国台湾」もしくは「中国台湾区」に変えなければ中国国内で廃棄処分にされるという圧力を紹介。しかし中国がどんなに台湾を貶めようとも決して屈することはないとも記しています。 ※ 本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2018年8月28日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。 プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう) 1938年、台湾生まれ。1964
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(CNN) ケニア西部で総工費1200万ドル(約14億円)をかけて中国企業が建設していた橋が、完成を目前にして崩落したことが4日までに分かった。現場は同国のケニヤッタ大統領が2週間前に視察したばかりだった。 崩落したのはケニア西部ブシア郡で中国の建設会社が建設していたシギリ橋。これまで政府の開発プロジェクトから置き去りにされてきた地域にあり、2014年には川を渡ろうとしたボートが転覆して十数人が死亡する事故も起きていた。 ケニヤッタ大統領は大統領選挙が8月に迫る中、再選を目指してインフラ開発を公約の柱に据えている。 6月14日にシギリ橋の建設現場を視察した大統領は、集まった有権者を前に、この橋は同地域が長年否定されてきた開発をもたらすと演説していた。 同大統領が公約に掲げるインフラ開発プロジェクトは、中国企業と中国からの出資に大きく依存する。総工費38億ドル(約4300億円)をかけて6月に
写真を映画「君の名は。」風に加工できるなどと宣伝し人気となっているアプリ「Everfilter」。その開発元TopBuzz Japanが著作権上問題があったと謝罪した件で、新海誠監督が所属するコミックス・ウェーブ・フィルム(以下、CWF)は対応に追われている。 謝罪文 同アプリは空に追加される雲の部分のいくつかに新海監督の作品と一致する部分が見つかり、盗用した画像をそのまま貼り付けているのではないかと問題視されていた。4日には中国の開発元がFacebookで、「中国国内ではライセンスを受けていたものの、誤って海外版にも使用してしまった」「使用をすぐさま停止し、著作権元である新海誠様へのご連絡もさせていただきました」と謝罪していた(関連記事)。 編集部からの風景写真(左)をアプリで変換するとアニメっぽくなった(右) CWFはねとらぼの取材に、「(アプリで加工された画像は)数日前からツイートな
世界中に衝撃を与えた英国民の「EU離脱」という選択。この責任を取りキャメロン首相が辞意を表明しましたが、これら一連の流れが中国にとってかなりの痛手になると、メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』の著者で評論家の黄文雄さんは分析します。さらに、この離脱劇を境に中国の軍事行動が頻発する、とも。一体なぜ? そこには世界の経済状況にいともたやすく振り回される「中国の体質」に問題があるようです。 【中国】英EU離脱で中国の軍事行動が頻発する ● 中国、キャメロン首相辞任は痛手か 元安阻止で介入観測 市場混乱を警戒 6月23日、イギリスのEU離脱を問う国民投票において、賛成票が多数となりました。投票日の世論調査では残留がほぼ確実視されていただけに、離脱が決定されたことによるショックが世界を駆け巡りました。 キャメロン首相は当日に首相辞任を表明しましたが、これは中国にとって
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