5月19日(日)2時15分、気象庁は神奈川県西部にある箱根山の火山活動が高まっているとして、火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表しました。 箱根山の噴火警戒レベルは2015年11月からレベル1(活火山であることに留意)に下がっていて、約3年半ぶりのレベル2となります。 気象庁によると、箱根山では5月18日(土)5時頃から、芦ノ湖の西岸を震源とする地震を中心に、火山性地震が増加しています。 ▼火山性地震の発生回数(速報値) 地震回数 5月17日 0回 5月18日 45回 5月19日1時まで 1回 人工衛星によるGNSS連続観測では、2019年3月中旬頃からわずかな地殻変動が観測されています。 また、大涌谷周辺の想定火口域では、2015年以降活発な噴気活動が続いています。早雲地獄の噴気は少ない状態が続いています。 このため、想定火口域内に影響を及ぼす噴火が発