パソコンやスマホを手放せない生活を送っている私たち。とっても便利になったけど、ついつい目を酷使している現代人にとって、眼精疲労やドライアイは深刻なお悩みのひとつ。夕方になると、なんか目がショボショボするなんて方も多いのではないですか。 目を酷使した1日の終わりに、目玉ごと湯船に浮かべてみたら、きっと心地よいだろうなぁ♪現実には、そんな事できませんよね。でも、温泉大国・日本には、「目の温泉」として伝わる神秘の湯があるんです。 場所は、新潟県越後湯沢駅から車で20分ほどのブナの原生林に囲まれた自然豊かな山の中。今から約700年ほど前、鎌倉時代に開湯した貝掛温泉です。戦国時代には、あの上杉謙信も「隠れ湯」として利用したと伝えられています。温泉文化が庶民にまでひろがった江戸時代になると、いつしか「目の温泉」として広く知られるようになりました。昭和初期までは、源泉を使用した政府公認の「貝掛の目薬」が