任天堂と日本経済新聞社は7月8日、携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」シリーズ専用ソフトを共同開発したと発表した。日経が経済に関係するコンテンツを提供し、任天堂がソフト開発を担当した。 タイトル名は「日本経済新聞社監修 知らないままでは損をする『モノやお金のしくみ』DS」。8月27日に3800円で発売する。図や表を見ながら二択問題や数字問題を答えるというもので、日経が2008年秋から始めた検定試験「日経TEST」の問題も出題される。 協業の狙いについて両社は、「任天堂は、ニンテンドーDSの顧客に経済という新しいテーマを届けられる。日経はゲームに親しんでいる学生や若いビジネスパーソンなどに経済への関心を強めてもらうことで、読者開拓などにもつながると期待している」とコメントしている。