ロッキード事件の捜査や裁判に携わり、退職後はボランティア活動の普及や福祉活動に尽力した、東京地検特捜部の元検事、堀田力さんが、先月、老衰のため亡くなりました。90歳でした。 堀田力さんは京都府出身で、1961年に検事に任官。 1976年に田中角栄 元総理大臣が逮捕されたロッキード事件では、贈賄工作に関わったロッキード社の元副会長、コーチャン氏の証言を得るため、アメリカ側との交渉にあたるなど、捜査や裁判に携わりました。 東京地検特捜部の副部長や最高検検事、法務省の官房長などを歴任した堀田さんは、1991年、定年前に退職しました。 弁護士として登録するとともに、さわやか福祉推進センター、現在のさわやか福祉財団を立ち上げ、ボランティア活動の普及や、医療や介護など社会保障制度の見直しを提言するなど、30年余りにわたって福祉活動に尽力してきました。 去年まで所属していた法律事務所によりますと、堀田さ
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