「アウグストゥス」はラテン語で「尊厳ある者」を意味しており、欧米諸国において「8月」(英語: August)の語源になっている。アウグストゥスの当初の名前はオクタヴィウス (Octavius) であるが彼は成長とともに幾度か名前を変えており[注釈 1]、混乱を避けるために後代の歴史家は彼をオクタヴィアヌス (Octavianus) と呼んだ。オクタヴィアヌスとは「オクタヴィウスだった者」という意味であって、これはオクタヴィウスがカエサルの死亡後自身をカエサルと自称し始め、元老院はそこからオクタヴィアヌスの名前を用い始めたとも言われている。その為オクタヴィウス自身がオクタヴィアヌスの名を用いたことはない[2]。 以下の記述ではアウグストゥスを名乗るまでの期間の名称をオクタウィアヌスで統一する。
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