文春文庫から「火花」が発売して数日。あまり伸びない売り上げに…全面帯が良くないんじゃない?と思い立ち、半分帯を外して展開したところ、飛ぶように帯なしが売れていくのを見ながら「帯ってあれば売れる訳でないんだな」と新しい発見をした← https://t.co/Rn2WV3LyGg
ライトノベルにおける異世界ファンタジーの代表作といえば水野良『ロードス島戦記』だろう……。 といったような文章を、僕はこれまでいろんなところで書いた記憶がある。 なぜ、では僕は「ライトノベルにおけるファンタジーの代表作」でなく「ライトノベルにおける異世界ファンタジーの代表作」と書いてきたか。 ファンタジーには大きく分けてふたつの系譜があるとされる(このへん、僕も理解が曖昧なところがあるので、識者がこれを読まれていたら補足していただけると嬉しい)。 ・私たちの住む現代社会を舞台に、そこに隠れて存在する魔法や妖精、不思議や奇跡といったものを描いた、たとえば『モモ』のような児童文学や『崖の上のポニョ』や「魔法少女もの」のアニメといった「エブリデイ・マジック」「ロー・ファンタジー」 と ・現代とは遠く隔たった、全く別の異世界を舞台にした、たとえば『指輪物語』や『ゲド戦記』のような「ハイ・ファンタジ
この日記をマメに読んでいる方なら、マタニティ・ハイになって、子供に「恋獅子(れんじしし)」君や、「黒皇帝(ぶらっくぷりんす)」といったDQNネームを付ける未来のママン・エピソードは、よくご存じだと思います。 車を運転している人間は、誰しも交通事故にあう危険性があるよう、命名・ネーミングの際に「やらかしちゃう」ことがある。もし、そんな過ちを犯そうとする人がいたら全力で止めるのが、人としての優しさでしょう。 で、で、Deathよ。 最近、大学生たちが、ブログ儲けてイケイケでウェーイ!な方々が、 「ブロガーって、響きがださいから、メディアクリエイターって名乗ろうぜ!」 という動きがあったんですよ、奥さん! 事件ですよ、姐さん!! www.issey-98.com ブロガーって単語が、ダサいのはわかります。私も「ブログ」って言葉も使っていますが、未だに違和感があるので、「日記」の方がしっくりとき
「人生にリセットボタンはねえんだ!!」 「最近のゲーム機にもリセットボタンねえよ!!」 「えっ。じゃあ人生にセーブ&ロード機能はねえんだ!!!」 「最近のソーシャルゲームにもそんな機能ねえよ!!!」 「えっ。えっ。じゃ、じゃあ人生に課金システムは」 「あるよね」 「うん、あるね」 私の長男(8歳)は、「リセットボタン」という機能を知らない。 以下、既出議論かもしれないが、気にせず話を進めることにする。 ゲームに対してあまり興味や親和性をお持ちでない中高齢の方が、「リセットボタン感覚」「リセット感覚」という言葉を若者批判・ゲーマー批判の種として用いることは、今でもそれほど珍しくはない。Web上ではあまり見なくなってきているが、一時期のゲーム脳議論なんかでは頻繁に引き合いに出される内容であったし、「人生にリセットボタンはない」というお説教を、私はつい最近、この耳で直接聞いた。 しかるに、みなさ
1ヶ月くらい前、 「バグをドラゴンと呼んだらどうなるか」というTweetを見ました。 確かに、バグをドラゴンと読んだ場合「Sクラスのドラゴンが出ました!」「Aクラスのドラゴンを相手にしてる最中だってのに!」って会話になるし、ドラゴンは結局人の手で生み出されたものってところが中二ファンタジーっぽくて良い— 尾野(しっぽ) (@tail_y) March 18, 2015 これは天才的発想だなと思って職場で雑談で話してみたところ、 同僚のスペイン人エンジニアにバカウケしまして、 それからちょいちょいバグのことをドラゴンと呼ぶようになりました。 せっかくなので、どんな雰囲気になるのかまとめてみようと思います。 先に言っておくと、自分ともう1人スペイン人エンジニアが時々チャット上で使っているだけで、 正直そんなに流行ってないです。 なんかテンションが上がる バグ修正ってマイナスをゼロにするだけで何
偶然短歌bot @g57577 ウィキペディア日本語版(2014年11月の版)で、偶然57577になっている文章を短歌としてつぶやきます。何かあれば @inaniwa3 までお願いします。
昨年12月発売の『三省堂国語辞典』第7版に「的を得る」が採録されました。これで「的を得る」を誤用とする説が俗説であるとほぼ確定したといえる重要な事件ですので、遅ればせながら記事を上げます。 (といっても先日頂いたコメントに付けた返信の焼き直しですが) 当ブログには2012年2月に書いて、当時、私自身その内容に確信が持てなかったために公開していない記事があるのですが、それは「的を得る」を誤用とした「国語辞典」の調査をしたものでした。 調査でわかったのは、以下に示すとおり、1982年から1997年まで15年間「的を得る」を誤用とした「国語辞典」は『三省堂国語辞典』のみだったということです。(1982年以前に誤用説を載せている辞書はありませんし、現在でも「的を得る」を誤用と載せている「国語辞典」は実は少数派です) -----------------------------------------
こんにちは。 他にも既に多くの方が述べられていますが、世間の一部にある「どんぶり勘定」の勘違いイメージを正します。 昨日覚えたばかりのことを、さも前から知っていたかのように語る試みです。 要約 「どんぶり勘定」の「どんぶり」とは (not)×間違い ではなく、 (but)○正確 のことです。 ※元画像は、pixabay.com、kaneiwa.netより 序・どんぶり勘定 「丼(どんぶり)勘定」という言葉があります。 「広辞苑」には 予算を立てたり決算をしたりせず、手もとにある金にまかせて支払いをすること。また、それに似た大まかな会計。 とあります。 「どんぶり勘定」に食器をイメージしていそうな例 一部に、「どんぶり勘定」の「どんぶり」を食器的な何かにイメージしている向きが見られます。 例えばこんな感じです。 こんなアプリも。 わりかんどんぶり勘定(play.google.com) どんぶ
「ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!!」10周年記念。生み出した記者に当時の真相を聞いた【周年連載】 あの名作の発売から、5年、10年、20年……。そんな名作への感謝を込めた電撃オンライン独自のお祝い企画としてスタートした、“周年連載”。今回は特別編ということで、名作ゲームではなく、とある“名言”を振り返りたいと思います。 その名言とは――。 「ほっちゃーん! ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!!」です。 ■あのネタフレーズが生まれた経緯 ことの発端は、2004年9月に開催された“東京ゲームショウ2004”。そのメインステージで行われた『双恋 -フタコイ-』スペシャルイベントでの出来事でした。 堀江由衣さんや小清水亜美さん、門脇舞さん、伊月ゆいさん、綱掛裕美さんら人気声優が登壇したステージと会場の様子を、当時の電撃オンラインスタッフが以下のように記事にしたのです。 【元記事】歓声と
古代では「ぴよこ」って言ってたんだぜ。ひよこは「ぴよぴよ」言うからなァァ~~~~~~~ッ!! でだ。平安時代~鎌倉くらいから「ふぃよこ」になったんだぜ? 「ぴ」は両唇破裂音って言ってよぉぉぉぉ~~~~~~~~ッ、発音が比較的面倒なんだぜ。唇をよぉぉぉ~~~~~~~わざわざ完全に閉じなきゃならねえからなッ!そこで唇を完全に閉じねえ「ふぃ」のほうが楽ってなったわけだッッ!!これを両唇摩擦音と呼ぶッ!!!! 羽柴秀吉なんかも「ふぁしば ふぃでよし」なんて風に言われていたんじゃあねえかって言われてるッッッ! ところがよぉぉ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ、話はこれで終わらねえんだ。江戸時代くらいになると両唇摩擦音「ふぃ」すら面倒になっちまうッ! 硬口蓋摩擦音ッッ!こうして「ぴよこ」は「ふぃよこ」を経て「ひよこ」になったッ。名物ッ!!!!東京名物ッ!!!!! 日本語のハ行には謎が多い。
さかのぼること8時間前、事件は起きた。 そんなわけで5時間後……。 こんなものが出来てしまった。そう、その名も「『うわぐつ』『うわばき』分布図」。Twitterで情報を募り、リプライを拾ってわずか5時間でほぼ空白の地図画像を全て埋めてしまった。なんと華麗で美しく艶やかな仕事っぷりなことよ……。 画像提供:中村ゆきひろ(@Nmurayukihiro)氏 中村ゆきひろ(@Nmurayukihiro)氏の行った調査によると、北海道では「うわぐつ」、青森県・秋田県・岩手県・福井県では「ズック」、東日本を中心には「うわばき」派が多数。一部「うちばき」や「スリッパ」派の地域もあるようです。そして注目すべきは唯一「バレーシューズ」と呼ぶ和歌山県。ほ、ほんと……!? 「色々間違っている部分もあるかと思いますがひとまずこんな感じです。話のネタにでもしていただければ!」(中村ゆきひろ氏)。ちょっと楽しい日本の
地図完成です~!お一人ずつ返信できなくてすみませんがみなさま本当にありがとうございました!色々間違っている部分もあるかと思いますがひとまずこんな感じです。話のネタにでもしていただければ! どうもありがとうございました! http://t.co/n2P9bga1Uf
じゃあちょっと、これ伝わるんかめっちゃ怪しい話しますね。 『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』って漫画の中で主人公のマサルが学校机の上でまんぐり返しのポーズで寝てたら突然「モンテスキュー!」って叫んで「夢か……」って残念がるシーンがありまして、当時小学生の僕は「なんだよそれ!意味わかんねぇ!(笑)」って大爆笑してたんですけど、これ僕は完全に語感と勢いだけで笑ってただけで中学生になってモンテスキューっていう三権分立の概念を考案したおっさんがどうも過去にいたらしいぞって話を初めて知りまして、初めてそれを知った時に何だか恥ずかしいというかもどかしいというか、なんか内心サーッと青ざめちゃいまして、モンテスキューっていうおっさんが実際に過去存在していたのなら夢の中にモンテスキューが出てきて二人でシーソーの両端に跨ってなんか三権分立の話なんかをしてたら「ありがとう」って寂しそうに笑ったモ
参考リンク:言霊(明日は明日の風が吹く) ネット上での差別用語問題について。 僕はネットスラングとして使われている「池沼」(ちしょう=「知的障害」の隠語)については、見ると不快になりますし、使うべきではないと考えています。 でも、特定の言葉だけを削除すればいい、というものでもないんですよね、こういうのって。 使い捨てアカウントから、「バカ」とか「あたまがわるい」とか「死ねばいいのに」って言われるのはイヤなものですが、僕に関していえば、「もうそういうのは慣れてきた」のも事実です。 あーはいはい、とか、そういう感じ。10年言われていると、さすがに少しは慣れます。それで実際に何か具体的なデメリットがあった、ということもないですし。 ただ、「言葉としては差別表現じゃないけど、なんだかとてもつらくなるコメント」っていうのもあるんですよね。 「この人の子供がかわいそう」とか言われると、正直、気になりま
7月27日(日)の深夜、このような記事を書きました。この記事は原著者への取材に基づく「続報」という位置づけです。 「妻からの家事ハラ」に女性たち+まともな男性が怒る理由。このままだと“逆マーケティング”に まず、問題の要点をお伝えします。 書籍「家事労働ハラスメント」読者からは好評昨年、元朝日新聞社編集委員で和光大学教授の竹信三恵子さんが書籍『家事労働ハラスメント』(岩波新書)を出版しました。本書は、主に女性に家事育児介護などの家庭責任が当たり前のように押し付けられ、それが「見えないこと」にされている問題を提起したものです。私は本書を読んだ知り合いから、肯定的な感想を多く聞きました。女性だけでなく男性も、家事育児を主体的に担っている人は本書を高く評価していたのが印象的です。 問題が起きたのは今月中旬のこと。旭化成ホームズ・共働き家族研究所が発表した調査で、妻が夫の家事にダメ出しすることを「
「なんで頼んだことをやらなかったの?」「なんで忘れたの?」と聞かれたとき、多くの人は「責められてる」と感じますよね。 でも実際に何か問題が起きたり相手が自分の思わぬ行動をしたとき、理由と原因を知りたいというのは、次また同じことを繰り返したくないから。そういうときに「なんで?」と聞くのですが、なかなかうまくいかないのが最近の悩みです。 もし頼んだことをやってもらえなかったとして、そもそも頼まれたことを忘れていた やらなきゃとは思っていたけど、他にもやることがあった やらなきゃとは思っていたけど、やり方が分からなくて手を付けられなかった 等々、いろんな分岐点があるわけで、どのポイントでロストしたのか分かれば「じゃあ次はこうしてみない?」を話し合える。 なんですけど、「なんで?」と聞かれてつい反射的に誤魔化したり、誰かのせいにしたり、事実を言わずに逃げようとされてしまうと、なんかもうお手上げとい
「なんで?」の使い方ってむつかしい - インターネットの備忘録 読みましたー。好きな話題だったので何か書きます。 まず前提として、僕がいつも思ってるのは「日本語は糞ツール*1」ってことです。他に代替出来そうなツールが無いので(具体的にはテレパシーとか)みんな仕方なく使ってるだけでまじで融通利かないし不便だし欠陥だらけだしそのうえ普通に思考をアウトプットする機能だけでいいのに使ってるこっちの思考にも影響を与えたりするという糞仕様、自分の思考を刺激してくれるツールはそれはそれで有用ではあるけれども伝えるのに使うツールがその機能を兼ねなくていいだろ。分けろよ。馬鹿じゃないの。使い勝手悪すぎ、ぶっちゃけ終わってます。まぁそれでも他に良いツールがあるでもないから仕方なく今後も言語を使っていくしかないんだけどさ。まぁそういうわけなので言語コミュニケーションを行うにあたっては何よりもまず理不尽を受け止め
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