この記事は、日経SYSTEMS 9月号に掲載された連載「新野淳一の技術インパクト」第7回のオリジナル原稿をPublickey掲載用に編集したものです。Publickeyでは日経SYSTEMS編集部との合意を得て、雑誌発行から一定期間後に記事をPublickeyに掲載しています。 普及するフラッシュストレージ コンピュータの二次記憶装置として、ハードディスクドライブは何年にもわたって記憶容量やアクセス速度を向上させつつ、小型化と価格低下を実現してきた。しかしそのハードディスクドライブがもうすぐフラッシュストレージのような半導体記憶装置に置き換えられることは多くの読者も同意するだろう。 フラッシュストレージはハードディスクドライブと比較して高速で高密度、低発熱低消費電力など、ほぼあらゆる面で優れている。ユーザーにとって最大のネックは容量当たりのコストが高いことだが、これもいずれ解決されるはずだ
