6月は「水無月」とも呼ばれます。また、1969年6月27日(28日未明)にニューヨークで起こったストーンウォールの反乱をきっかけに、LGBTQ+の人々の平等な権利や文化を祝福し、今も続く差別への認識を高める「プライドマンス」としても知られています。 小学生のころから「男か女かどっちだよ」と聞かれ、「天羽尚吾」と検索すると「性別」がサジェストされる僕は、自分のジェンダーについては、語る言葉がみつかるまで、友人に話せるようになるまで、ロンドンで羽を伸ばすまで、演出家と名乗ってみるまでは、公にしないつもりでした。 プライドマンスを迎えるたび、自分にも何かできないかと考えることが多かったのですが、今年は小さくてもなにかのアクションを起こそうと思い、この記事を温めていました。語るようなつもりで書きますので、ちょっと一息つきながら読んでいただけたら嬉しいです。忘れていたお茶を淹れてみたりとか、狭いけど