ジャンヌ・ダルク(フランス語: Jeanne d'Arc、古綴:Jehanne Darc[注 1]、IPA: [ʒan daʁk]、英: Joan of Arc、ユリウス暦1412年ごろ1月6日[4][5][注 2] - 1431年5月30日)は、15世紀のフランス王国の軍人。フランスの国民的ヒロインで、カトリック教会における聖人でもある。「オルレアンの乙女」(フランス語: la Pucelle d'Orléans[6]/英: The Maid of Orléans[7])とも呼ばれる。 ジャンヌは現在のフランス東部ドンレミ(現在はドンレミ=ラ=ピュセルという街)に、農夫の娘として生まれた。神の啓示を受けたとしてフランス軍に従軍し、イングランドとの百年戦争で重要な戦いに参戦し勝利を収め、各都市をフランスへ取り戻し、のちのフランス王シャルル7世の戴冠を成功させた。 その後ジャンヌはブルゴーニ