フリチョフ・ナンセン級フリゲート(ノルウェー語: fregatt-klassen "Fridtjof Nansen"、英: Fridtjof Nansen-class frigate)は、ノルウェー海軍のフリゲートの艦級[1][2]。 本級はイージスシステムを搭載しており、これにより、ノルウェーはスペインに次いでヨーロッパで2番目のイージス艦の保有国となる。なお、その小さな艦型ゆえに、本級は「ミニ・イージス艦」と呼ばれることもある。 1960年代以降、ノルウェー海軍は旧式の駆逐艦の整理を進め、高速戦闘艇を主体として沿海域での作戦に重点をおいた艦隊編制を採用しており、外洋での作戦に適した水上戦闘艦としては、オスロ級フリゲート5隻が建造されたのみであった。同級はアメリカ海軍のディーレイ級護衛駆逐艦をタイプシップとしており、ノルウェー海軍の主力艦として度重なる近代改装を受けていたが、現代戦には対