HySE「一番いい成績を残したい」水素燃焼エンジン2年目の進化みせる 【ダカールラリー・車検第1日】 2025年1月3日 07時17分
NEOMは、クリーンエネルギーのトップメーカーおよび輸出国となるというサウジアラビアの使命を先導している。 このプロジェクトは、サウジアラビアの経済多様化と二酸化炭素排出削減を目指す「サウジアラビア・ビジョン2030」に沿ったものである。 ハイファ・アルシャマリ リヤド:世界的な気候変動対策への取り組みが強化される中、サウジアラビアはグリーン水素の生産において大胆な進歩を遂げ、持続可能なエネルギーの製造と輸出における世界のリーダーとしての地位を確立しつつある。 この変革の中心となるのが、NEOM グリーン水素会社( NEOM Green Hydrogen Company: NGHC)である。これは、石油依存経済からの脱却と持続可能性の実現を目指すサウジアラビア王国の青写真であるビジョン2030の主要な構成要素である。 風力や太陽光発電などの再生可能エネルギー源を使用して水を水素と酸素に分解
サウジアラビアのムハンマド皇太子日本、サウジアラビア両政府は液化水素のサプライチェーン(供給網)強化に関する協力に合意する方向で最終調整に入った。21日に予定する岸田文雄首相とムハンマド皇太子との首脳会談で確認する。石油依存経済からの脱却を目指すサウジを後押しするとともに、日本への供給拡大で経済安全保障の強化につなげる狙いがある。複数の政府関係者が18日、明らかにした。 水素は燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しないことから、脱炭素社会に向けた次世代エネルギーとして注目を集めている。日本は平成29年に世界初とされる「水素基本戦略」を策定し、この分野をリードしてきたが、水素に関する技術開発競争は近年激化しており、今後は欧米や中国との「水素争奪戦」が見込まれている。 一方、サウジは世界でも低コストで水素を生産できる国の一つとされ、本格生産に向けた動きも進めてきた。同国は2016年に取りまとめた
1月にサウジアラビアで開催された「ダカールラリー2024」に水素燃料エンジン車で挑戦したのが、国内二輪車メーカー4社などで構成する水素小型モビリティエンジン研究組合(HySE、小松賢二理事長)だ。参戦車両「HySE―X1」を展示した東京モーターサイクルショーで報告会を開き、小松理事長は「ブラッシュアップして来年チャンレンジしていきたい」と次のダカールへの決意を示した。 HySEは、水素エンジンの基盤技術構築を目的に、ヤマハ発動機やカワサキモータース、スズキ、ホンダの国内二輪車メーカー4社が正組合員として、川崎重工業、トヨタ自動車の2社が特別組合員として2023年5月に発足した。ダカールラリーへの参戦は、発足後すぐに決定し、短期間で参戦車両を開発したという。報告会は、レース参戦メンバーらが登壇した。HySE―X1は、昨年11月のテストで駆動方式のチェーンに問題が発覚。今年1月1日のテストでよ
韓国・サウジアラビア首脳会談に併せ、韓国産業通商資源部とエネルギー関係機関・企業は10月22日、サウジアラビア側とクリーン水素やエネルギーに関する5件の了解覚書(MOU)と2件の契約を締結した。 政府間協力のMOUとしては、クリーン水素分野の相互協力の拡大のための「韓国・サウジアラビア水素オアシス協力イニシアチブ」が産業通商資源部とサウジアラビアのエネルギー省との間で締結され、水素の生産、流通、活用、制度など水素経済のバリューチェーン全体に関する両国の協力を強化していくことに合意した。 また、韓国電力や、ポスコホールディングス、ロッテケミカルといった韓国企業とサウジアラムコとの間では、サウジアラビアでのブルーアンモニア(注)生産事業に関する相互協力の意向表明書(LOI)を締結した。 その他、民間ベースでの水素関連協力について、3件のMOUを締結するとともに、韓国石油公社とサウジアラムコとの
サウジアラビア鉄道公社(Saudi Arabia Railways:SAR)は10月8日、フランスのアルストムとの契約に基づき、水素列車の試験運行を開始すると発表した。2022年1月にエネルギー省とSARが署名した覚書に基づき、両社は運行開始に向けて10月から水素列車の環境適合性を評価するための運用試験と研究を行う〔10月8日付サウジアラビア国営通信(SPA)〕。 アルストムの水素燃旅客列車コラディア・アイリント(Coradia iLint、注)は、リヤドの東部ネットワークの1号線または2号線で10~20キロを走行する予定で、サウジアラビア初の試験運行となる。 サレハ・アル・ジャセル運輸・物流相兼SAR会長は「水素列車の運行は、国家の運輸・物流戦略の目的の一部。最新のスマート技術を活用し、より持続可能な交通システムへと移行する計画に沿ったものだ」と述べた。 SARのバシャール・アル・マリク
サウジアラビアのエネルギー大臣を務めるアブドルアジーズ・ビン・サルマン王子は今日、ハーリド・アル・ファーリハ投資大臣を伴い、日本による世界初の液化水素運搬船「すいそふろんてぃあ」の性能を評価するためジェッダ・イスラム港を訪れた。 両大臣には、アーメド・ビン・スフィアン・アル・ハッサン運輸・物流サービス大臣補佐官と、在ジェッダ日本国総領事の新村出氏が同行した。 世界初の液化水素運搬船となるこの船は、大量の液化水素を海上輸送することを目的に、日本政府の支援を受けて建造と開発が行われた。 同船の全長は116メートル、幅は19メートルである。また、水素の温度を摂氏マイナス253度に維持する容量1,250立方メートルのデュアルタンクも備えている。 王国は、グリーンな水素経済を奨励し、エネルギー分野での世界的な先駆者として地位を高めるために努力している。同船に関する動きは、それらの王国による取り組みへ
アラブニュース リヤド:サウジアラビアの公共投資基金(PIF)は未来のエネルギー開発において時代を先取りする取り組みとして、フランスの低炭素エネルギー事業者のENGIEと輸出目的でのサウジアラビアでのグリーン水素計画と誘導体を共同開発する合意を結んだ。 この決定により、ENGIEとPIFは密接に協力して、サウジアラビアが水素と誘導体の製造と供給分野で国際的な競争力を高められるよう支援することになる。 この合意は、サウジアラビアが2060年までにネットゼロ排出を達成するために、10年後までに再生可能エネルギーによる国内の発電能力を50%に上昇させることを目指すビジョン2030における目標とも一致している。 「ENGIEはサウジアラビアのエネルギー移行の促進とグリーン水素分野への情熱と目標の達成に貢献できることを誇りに思います」とENGIEのマネージングディレクターのフレデリック・クロー氏は語
三井物産は2日、ノルウェーの輸送用水素タンクの製造を手掛けるヘキサゴンプルスの転換社債を約66億円で引き受けると発表した。大手商社は「次世代エネルギー」と言われる水素事業の強化に動いており、丸紅も同日、サウジアラビアで水素製造などの実現性を探るため、同国の政府系ファンドと覚書を結んだと発表した。写真は韓国ソウルにある水素ステーション。2019年8月撮影(2023年 ロイター/Kim Hong-Ji) [東京 2日 ロイター] - 三井物産は2日、ノルウェーの輸送用水素タンクの製造を手掛けるヘキサゴンプルスの転換社債を約66億円で引き受けると発表した。大手商社は「次世代エネルギー」と言われる水素事業の強化に動いており、丸紅も同日、サウジアラビアで水素製造などの実現性を探るため、同国の政府系ファンドと覚書を結んだと発表した。
丸紅株式会社(以下、「丸紅」)は、2023年3月1日、サウジアラビア王国(以下、「サウジアラビア」)の政府系ファンドの一つであるPublic Investment Fund(以下、「PIF」)と、クリーン水素(*)事業開発(以下、「本プロジェクト」)に関する覚書を締結しました。今後、サウジアラビアにおけるクリーン水素の製造、利活用、および国際市場への輸出の実現可能性について調査を行います。 PIFは、公共性の高いインフラ・プロジェクトへの投資を目的としており、サウジアラビアにおける経済の変革や多角化を推し進める重要な役割を担っています。また、2060年の温室効果ガス排出量ネットゼロという、サウジアラビアの国家目標達成に寄与する事業開発にも積極的に取り組んでいます。 丸紅は、サウジアラビアにおいて4件の発電・造水事業に取り組んでいます。サウジアラビアにおける事業開発、運営で培った知見を活かし
【ドバイ=福冨隼太郎】サウジアラビアが燃やしても温暖化ガスを排出しない水素の本格生産の準備を加速している。25日には同国を訪れた西村康稔経済産業相と覚書を交わした。サウジは水素の低コスト生産に欠かせない太陽光や風力、天然ガスが豊富で、将来は水素をエネルギー産業の柱に育てたい考えだ。西村経産相は25日、リヤドでサウジのアブドルアジズ・エネルギー相と会談した。両国は脱炭素社会の実現に向け、水素や水
ジェトロは12月20日、2022年9月8~30日に中東10カ国(注1)に進出する日系企業を対象に実施した「2022年度海外進出日系企業実態調査(中東編)」の結果を発表した(2022年12月21日記事参照)。その中から、「有望ビジネス分野」についての調査結果を紹介する。 駐在国もしくは中東市場で今後有望視するビジネス分野を聞いたところ(複数回答可)、中東10カ国全体では、「資源・エネルギー」が51.4%で前年に引き続き最多。「インフラ」(38.6%)、「消費市場」(31.9%)が後に続いた。国別に見ると、イスラエルでは「新産業」が90.9%(前年比15.9ポイント増)で最多だったが、その他の国では「資源・エネルギー」が最多。トルコ、イランでは「消費市場」、アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア、ヨルダンでは「インフラ」が2位となった。 「資源・エネルギー」分野の内訳を見ると、対象国全体で
出所:国際エネルギー機関(IEA)の資料からジェトロ作成 2060年カーボンニュートラルに向けた取り組み発表 ムハンマド・ビン・サルマン皇太子は2021年3月、炭素排出量削減への取り組みの一環として、今後数十年でサウジアラビア国内に100億本の植樹を行い、国土の3割以上を保護地域に指定することで、世界全体の4%相当の二酸化炭素(CO2)削減を目指すとした「サウジ・グリーン・イニシアチブ」(2021年10月25日付ビジネス短信参照)を立ち上げ、2030年までに電力の50%を自然エネルギーで賄うとの目標を掲げた。 また、2021年10月23~25日にリヤドで開催された「サウジ・グリーン・イニシアチブ(Saudi Green Initiative:SGI)フォーラム」では、「2060年までに炭素排出量をネットゼロにする」と発表し、2030年までに年間排出量を2億7,800万トンにまで削減し、世界
Posted March. 04, 2021 08:09, Updated March. 04, 2021 08:09 現代(ヒョンデ)重工業グループの持株会社である現代重工業持株は3日、鄭基宣(チョン・ギソン)経営支援室長(副社長)とサウジ・アラムコのアフマド・アル・サディ首席副社長が水素およびアンモニア関連業務協約(MOU)を交わして「水素プロジェクト」を推進すると発表した。 両社は、環境にやさしい水素やアンモニアなどを活用して協力モデルを具体化し、共同研究開発を推進することにした。現代オイルバンクは、アラムコから液化石油ガス(LPG)を輸入し、水素生産設備を通じてブルー水素を生産、脱硫設備に活用したり、車両や発電用燃料として販売する。韓国造船海洋は、造船会社の中では世界で初めてLPGと二酸化炭素を同時に運搬できる船種とアンモニア運搬及び推進船を開発する。今後、事業が本格化すれば、船舶
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