三井物産(東京都千代田区)は6月25日、アラブ首長国連邦(UAE)でアンモニア製造プラントの建設を開始したと発表した。これに伴い、国際協力銀行(JBIC/同)と、同事業の開発資金に関する融資契約を締結した。 2030年クリーンアンモニアの製造開始 今回建設するプラントは、アブダビ国営石油会社(ADNOC)が出資するTA'ZIZ(タジーズ)、Fertiglobe(ファーティグローブ)、韓国のGSエナジーが推進中のアンモニア製造PJで活用される。
三菱重工業(東京都千代田区)は12月8日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国営石油会社(ADNOC)のブルー水素・アンモニア製造を支援し、バリューチェーン構築に向けた連携を開始すると発表した。ADNOC社の資源やネットワークと、三菱重工の関連技術を組み合わせ、既存生産設備の脱炭素化と資源輸出を目指す。 テクノロジープロバイダーとしてADNOC社を支援 ブルー水素・アンモニアは、生産プロセスから排出されるCO2回収・貯留し、大気へのCO2排出を抑制した水素・アンモニアをいう。 三菱重工は、水素・アンモニア焚きガスタービン、アンモニア混焼ボイラー、水素製造装置といったエナジートランジションを加速する多様な技術を有するほか、高砂水素パークで実証を行っている。これまでのプロジェクトを通じて得た知見を活用し、テクノロジープロバイダーとして、2045年までのネットゼロ達成を目指す同社の取り組みを支
世界最大の産油地帯である中東諸国が、脱炭素エネルギーとして注目される水素・アンモニアの製造技術の開発に力を入れている。世界的な脱炭素化が進めば、国家財政を支える原油の需要が減少するためだ。日本にとっても「絶好のビジネス機会になる」(経済産業省幹部)というが、うまくいくのだろうか。 「UAE(アラブ首長国連邦)は、現実的な脱炭素化を進めていくことができる戦略的パートナーだ。水素やアンモニアなどの技術開発で連携を深めたい」。西村康稔経産相は1月16日、訪問先のUAEで記者団に述べた。 西村経産相はこの訪問で、日本とUAEが脱炭素技術で連携する政府間枠組みの設置で合意した。2022年末には、サウジアラビア政府と水素やアンモニアに関する共同事業についての覚書も交わしている。
アジアグリーン成長パートナーシップ閣僚会合で記念撮影するアジア・中東の政府関係者ら=東京都千代田区で2022年9月26日午後4時31分、遠藤修平撮影 世界最大の産油地帯である中東諸国が、脱炭素エネルギーとして注目される水素・アンモニアの製造技術の開発に力を入れている。世界的な脱炭素化が進めば、国家財政を支える原油の需要が減少するためだ。日本にとっても「絶好のビジネス機会になる」(経済産業省幹部)というが、うまくいくのだろうか。 化石燃料の世界需要は減少へ 「UAE(アラブ首長国連邦)は、現実的な脱炭素化を進めていくことができる戦略的パートナーだ。水素やアンモニアなどの技術開発で連携を深めたい」。西村康稔経産相は1月16日、訪問先のUAEで記者団に述べた。 西村経産相はこの訪問で、日本とUAEが脱炭素技術で連携する政府間枠組みの設置で合意した。2022年末には、サウジアラビア政府と水素やアン
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