ホンダがゼロエミッションの取り組みを相次いで進めている。2014年11月に燃料電池車のコンセプトモデルを発表後、カリフォルニア州で水素ステーションに投資、ブラジルでは自動車工場で必要な量と同等の電力を風力発電で生み出す。 ホンダがゼロエミッションの取り組みを加速している。水素ステーション普及や風力発電を利用した電力確保だ。 ホンダは再生可能エネルギーを利用して水素ステーション内で水素を作りだし、燃料電池車で利用する絵を描いている。2014年9月には、さいたま市内に水素を製造する「パッケージ型スマート水素ステーション」を設置(関連記事)。 2014年11月17日には燃料電池車のコンセプトカー「Honda FCV CONCEPT」を発表(関連記事)。2015年度内に国内で一般販売を開始する。その後、欧米市場が続く。 米国市場で水素ステーションに投資 米国市場では、国内とは異なる取り組みもある。