斎藤環の話題が無理やりでも出せてたまきん萌えにとってはそれだけで満足のレポートの一部を抜粋。 それにしてもここで引用したインターコミュニケーションの連載は本にまとまったりしないのかなぁ。かなり面白かったんだけど。精神分析的ブログ論みたいなのとか。 ■ゲームの不可能性について - 「共生する主体・紛争する主体」レポ ゲーム理論の視点を用いた駆け引き、一種のコミュニケーションの分析手法が紹介された。 お互いに非協力的なゲームを想定した場合(世界の解釈は共通知識と仮定する)、各プレーヤーはお互いに自分の利益を追求しようとする。しかし、それはお互いにとって最悪な結果しか残さないことがあるということが、単純な2×2のマトリックスを用いて示された。 だが、現実にはそのようなことが頻繁に起こっているわけではない。 むしろ、逆に現実ではお互いにとってプラスになるような結果へと向かうような選択をしている。