裏金問題神戸学院大学法学部教授 上脇 博之 さん 2023年末、自民党派閥政治資金パーティー問題がマスコミに報じられて以来、今年も日本政治は裏金一色。安倍派から非安倍派へと疑似政権交代が行われたものの国民の怒りは収まらない。 10月に行われた衆議院選挙では「裏金議員」の6割が落選となり、与党過半数割れの結果となった。 一方野党は大幅増・躍進で沸いたものの、さて。裏金問題はほったらかしの状態だ。 「上の意向に逆らえずに受け取った」って闇バイトじゃあるまいし。ノルマにキックバック、所得税納付はいったいどうなっているのでしょうか? そもそもなぜ裏金がそんなにもたくさん必要なのでしょうか?経緯も責任も明らかにされないまま「選挙で洗礼を受けた」で逃げていては国民の支持は得られまい。裏金問題はまだまだ終わっていないのだ。