前回に続きメイヤー著「オブジェクト指向入門 第2版 方法論・実践」で面白い原則があったのでまとめてみました(コード例はJavaで書きました)。 前提 メソッドの引数は2種類ある オペランド メソッドの操作対象であるオブジェクト オプション 操作のモード オペランドとオプションの見分け方 引数にデフォルト値を設定しておけば呼び出し側で特に指定しなくてよい引数はオプションである クラスが進化する過程においてオペランド引数は変わらないがオプションは増えたり減ったりする ※メソッド呼び出し時に引数にデフォルト値があると便利だと感じた場合やある呼び出しでは引数の指定が必要ないと感じた場合その引数はオプションである可能性が高いです。 メソッドの引数はオペランドのみにする コピー機を表す以下のクラスがあった場合。printメソッドの引数printingSize,color,numberOfCopiesは