プログラミングの手順だけでなく概念を伝えたい ワークショップの後、講師の原さんに少し話を聞いた。興味深かったのは、次の一言だ。 「プログラミングの手順だけでなく、概念も知ってもらいたいと思っています」 ワークショップの説明でも、ただブラックボックスとして手順だけを覚えてもらうのではなく、制御構造や変数といったプログラミングの基本的な概念を、子どもなりに理解してもらおうと工夫している様子が伝わってきた。 例えば、「ゲームオーバー」の機能を実装するときは、次のやりとりになる。 講師 「ゲームオーバーになったら、どうなる?」 子ども 「ゲームができなくなる!」 講師 「そうですね。そこで全体を止めようと思います。(Scratchに用意されているブロックを見ながら)『制御』の中の『すべてをとめる』が使えそうですね。これを使ってみましょう」 ビジュアルプログラミング環境Scratchとは Scrat
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