IoTNews Global 2016年に話題になった産業用IoT(アメリカではIIoT、ドイツでIndustrie 4.0という用語が使われている)はコンシューマ用のIoTに比べると、コスト削減や生産性の向上などの分野で、大きなメリットをもたらすことがすでに明らかになっている。 昨年、Industrie 4.0やIIoTが数多くの展示会やカンファレンスで話題だった。一方で、企業がデジタル化の重要性を認識しているにもかかわらず、積極的に投資する企業が少ないという事実がある。 現在のIIoTの事例のほとんどが稼働監視や予知保全のソリューションだ。また、OT(Operational Technology:運用技術)とITを統合するためには両方分野の知識、さらにセキュリティに関する知識が必要である。しかし、このような知識をすべて持っている人材が限られているため、コンサルティングサービスの需要が高
富士通は2017年2月6日、センサー数やデータ量が大きい大規模なIoT(インターネット・オブ・シングス)システムを構築したいユーザーに向けて、システムのテスト環境(テストベッド)を無償で提供すると発表した。2月6日から1年間、利用企業を募集する。ユーザーは、実証環境の活用状況に関する報告書を提出することで、実証環境を無償で利用できる。 センサーデータをクラウドで一元管理するIoTシステムのうち、取り扱うセンサーやデータが大規模なシステムを対象に、システム実証のための運用環境を提供する。IoTシステムのミドルウエアとして、クラウドにデータを転送せずにセンサーに近いエッジ側で処理させる“エッジコンピューティング”を実現できる「FUJITSU Cloud Service K5 IoT Platform」を使う。 最大の特徴は、センサーがあるエッジ側でデータを蓄積しながら、クラウド側でデータを一元
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