LPWA(Low Power、Wide Area)とは、少ない消費電力で半径数km〜数十Kmの通信が可能な無線通信技術の総称です。通信量が比較的少なく低消費電力が求められるIoT(Internet of the Things/モノのインターネット)での利用が期待されています。 低消費電力の無線ネットワークには、BluetoothやZigBeeなどがありますが、これらは電波を遠くまで飛ばすことはできず、1つの中継器でカバーできる範囲は限られてしまいます。広域に大量のモノを配置しセンサー・データを取得しなければならない場合には、多数の中継器を設置する必要があり、IoT用途には向きません。 また、広域をカバーできる3G/LTEの携帯電話のネットワークでは、1回線あたり月々数百円の通信料金が必要となることに加えて、モノに組み込む通信モジュールも高額になり消費電力も大きいことから、これもまたIoT用
