2020年10月時点で、愛知県は中部国際空港島(常滑市)へのIR誘致検討を継続しています。 2016年12月に施行された「IR推進法」は通称「カジノ法案」と呼ばれているため、単にカジノを作るための法律だと考えられがちです。 しかし、IR推進法は本来、統合型リゾート(IR)を作ることで、観光及び地域経済を振興させることを目的としています。 統合型リゾートとは、カジノ設備以外にホテルや飲食店、レクリエーション施設、展示施設などが一体となったものです。 施設運営のために大量の雇用が創出され、観光客の増加による地域活性が期待されます。 もちろん、IR推進法はいいこと尽くしというわけではありません。 カジノが設立されることで、ギャンブル依存症患者の増加が懸念されます。 その対策として政府は、国内の利用者には「利用回数の制限」「入場料の徴収」を予定しています。 せっかくカジノができても、日本人だと入場