Facebookのデータ不正流用問題で考えたい、個人情報をSNSにさらすリスク:ITはみ出しコラム(1/2 ページ) 米国で大きな問題になり、IT関連企業の株価下落を招いている「Facebookデータスキャンダル」。日本のSNSユーザーにとっても人ごとではないので、これまでの経緯と問題点、自衛についてまとめてみました。 起きたこと あるFacebookアプリ(2013年リリース)が収集した約5000万人分のユーザーデータが2015年に不正に流出し、それが2016年の米大統領選でトランプ陣営のために働いていたデータ解析企業のCambridge Analytica(CA)によってドナルド・トランプ大統領誕生のために使われていたと、米New York Timesと英Guardianが3月17日に報じました。 これらの報道はCAの元幹部、クリストファー・ワイリー氏のインタビューやそれを裏付ける取材