For English translation click here. 日本のメディアにおいて「イスラム国」と称されている過激派組織の行いは、イスラームの教えとはまったく異なるものです。イスラームにおいて、テロ行為や不当な殺人、迫害は禁じられており、また女性や子どもの権利は尊重されなければなりません。 「イスラム国」という名称にイスラムという語が入っているために、本来の平和なイスラームが誤解され、日本に暮らす大勢のムスリム(イスラーム教徒)への偏見は大変深刻です。 エジプトにあるイスラームスンニ派最高権威のアズハルからは、昨年9月、この過激派組織に「イスラム国」の名称を使用するのは不適切であり、イスラームとムスリムに対して不当であるとの声明が発表され、海外のメディアに「イスラム国」の名称を用いないよう要請がありました。 しかし、日本のメディアでは、この要請が実現されておらず、国際社会が国家
「イスラム国」主導権争いか=情報が錯綜、政府苦慮 過激組織「イスラム国」による邦人人質事件の過程で、同組織内の二つの勢力の主導権争いがあったとする国外の分析情報が、日本政府に伝えられていたことが2日分かった。ヨルダンで収監中のイラク人女死刑囚と人質の交換を目指したイラク系勢力と、人質殺害で対外的に脅威を与えることを主眼とするシリア系勢力がせめぎ合い、情報の錯綜(さくそう)を招いたとの分析だ。 関係者によると、人質とされた後藤健二さん、湯川遥菜さんはシリア系勢力に拘束され、1月20日の2人の殺害予告と、2月1日の後藤さん殺害の映像はいずれもシリア系が発信したとされる。両方の映像に登場する、「ジハーディ・ジョン」と呼ばれる覆面男もシリア系に所属する。(2015/02/02-18:57)2015/02/02-18:57
池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。
1月25日未明に共産党衆議院銀の池内さおりさんがTwitterで安倍政権を強く批判したものの、ネット民から逆に激しくバッシングされ話題になっています。 池内さおり氏はISISからの新たなメッセージとされる湯川遥菜氏殺害画像が含まれた後藤健二氏の動画が公開され、安倍首相が25日0時過ぎに「言語道断で許しがたい暴挙だ」と述べたことに対しこのようにコメント。 こんなにも許せないと心の底から思った政権はない。 「ゴンゴドウダン」などと、壊れたテープレコーダーの様に繰り返し、国の内外で命を軽んじ続ける安倍政権。 安倍政権の存続こそ、言語道断。 本当に悲しく、やりきれない夜。眠れない。 — 池内さおり (@ikeuchi_saori) 2015, 1月 24 これに対し強い批判が数多く寄せられています。ジャーナリストの西村幸祐氏もこのように発言。 池内さおり→@ikeuchi_saoriという稀に見る
池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。
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