本連載「こっそり始めるGit/GitHub超入門」では、バージョン管理システム「Git」とGitのホスティングサービスの一つ「GitHub」を使うために必要な知識を基礎から解説していきます。具体的な操作を交えながら解説していきますので、本連載を最後まで読み終えるころには、GitやGitHubの基本的な操作が身に付いた状態になっていると思います。 連載第4回目の本稿のテーマは「コンフリクトが発生したときの対処方法」です。 前回の「Git初⼼者でも分かるGitブランチの作成、確認、切り替え、マージ、削除の⼿順」までで「ブランチ作成」から「マージ」までの一連の操作を行いました。前回行った一連の操作では片方の「second」ブランチだけで変更を進めたので、変更内容が複数ブランチ間で「コンフリクト(衝突、競合)」することなく簡単にマージできました。しかし、実際の開発では変更内容がコンフリクトしてしま
こんにちは、エンジニアの王です。今回は、Git初心者を悩ませるリベースについて解説してみたいと思います。 リベースが初耳 リベースを聞いたことはあるけど、使っていない 不安を抱えながらも、リベースをなんとなく使っている 上記に当てはまる方は、ぜひ読んでくださいね。 リベースで何ができる? コミットが綺麗になる! 以上です! この一言に尽きる! 具体的にどのように綺麗になるかというと…… コミット履歴がわかりやすくなる コミットメッセージを後から変える コミットの順序を後から変える 2つ以上のコミットを1個に統合する 一度コミットした内容を編集する といった具合でしょうか? 整理整頓が好きな方は、ぜひリベースを使いこなしていただきたいと思います! マージとリベース 2つのブランチの変更点を統合するとき、Gitの最も一般的なやり方は、マージとリベースを使うことです。マージは初回で説明したので、
git pullは使わなくてもよい 初心者はgit pullを使わない方がよい 我々ソフトウェアエンジニアは勉強が大好きなので、コマンドがあるとそれを勉強して使いこなさなければいけないと考えがちですが、ときには「覚えない、使わない」という発想も大事なのではないでしょうか。 以下にその理由をのべます。 git pullは使う必要がない git pullを使わないとできないこと、というのはありません。 使わなくても全然困りません。 git fetchとgit mergeとgit rebaseだけですべての用は足せます。 私はチーム開発でGitを本格的に使い始めて数か月経ちますが、普段の作業でgit pullを使ったことはないしそれで困ったこともありません。 git pullを使わなければ、余計な落とし穴に落ちない git pullには落とし穴があります。 初心者はたいていその穴に落ちます。 「
※ 【追記】もうだいぶ古い情報です。 Git の pull は fetch + merge と同じというのをよく目にしますが、自分の中では違う気がしていて混乱しているので整理してみます。 認識が誤っている点などがございましたら、ご指摘いただければ幸いです。 3種類のブランチ この記事では Git の 3 種類のブランチを以下のように表現します。 リモートブランチ トラッキングブランチ ローカルブランチ リモートブランチ リモートのリポジトリで定義されているブランチのことを指します。 トラッキングブランチ リモートブランチを追跡するローカルリポジトリで定義されているブランチを指します。 ローカルブランチ ブランチを切ったり、コミットなどをしていく実際に作業をするローカルリポジトリで定義されているブランチを指します。 これらを図にすると以下のような感じです。 fetch + merge の挙動
※ 本スライドの内容を解説した、電子書籍を販売中です。 <a>http://p.booklog.jp/book/86773</a> 「Git(ギット)」や「バージョン管理」という言葉は聞いたことはあっても、なんだか難しそうなイメージを持っているかも知れません。 特に、プログラマーやエンジニアのツールであって、デザイナー・マークアップエンジニア・ディレクターの方は「自分には無縁」と思っているのではないでしょうか。 しかし、Gitはプロジェクトに関わるすべての方が使えると、コミュニケーションツールとしての役割も果たし、非常にスムーズにプロジェクトを進行させることができます。 このイベントでは「ノンプログラマの方」を対象に、Gitのよく使う部分だけをピックアップしてわかりやすく紹介、今日から使えるテクニックや便利なポイントを紹介していきます。Read less
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