岡村:当時、ヤフーで検索すると、検索結果があいうえお順で出ましたよね。あいうえお順よりもアルファベットのほうが優先だったので、Aでいろいろ考えていて、広告はADだから、ADで始まる言葉で何かカッコいいのはないかなと思って、Adways(アドウェイズ)となって、アドウェイズエージェンシーだと。 小池:なるほど、そういうことですか。それで、フィルターの会社を辞めた2人でやっていたといっても、システムとか作らなきゃならないでしょう。それはどうされたんですか。 岡村:それは外注に出したんです。最初は創業資金100万円で始めて、パソコンを買って残りが70万円ぐらいだったんです。その70万円でとりあえずはシステムを作ろうと思って、普通にシステムを頼んだら高そうだったので、当時住んでいた新大阪にある専門学校の前まで行って、パソコンができそうな学生に声を掛けて、「クリック保証型広告のシステムを作れるか?」