電子マネーで発行数が国内最多のEdy(エディ)が、10月からコンビニエンスストア最大手セブン―イレブンの全店で使えるようになる。Edy、鉄道系、流通系の三つどもえの競争が激化しているが、2陣営が組むことで勢力図に影響を与えそうだ。 Edyを運営するビットワレットとセブン―イレブン・ジャパンが9日発表した。 セブン―イレブンの5月末の国内店舗数は1万2323店で、現在は独自の電子マネーnanaco(ナナコ、累計発行数約777万枚、加盟店舗数約2万3千店)を展開している。一方、Edyの累計発行数は約4840万枚(このうち、おサイフケータイは約930万台)で、約13万2千カ所で利用可能。10月からは、セブン―イレブンでもEdyによる支払いとチャージ(入金)ができる。 セブン―イレブンは「電子マネーの利用率を高め、業務の効率化を図る」と狙いを説明。利用者にとっても、陣営の垣根を越えたEdy導