米Intel、米Apple、米IBM、米Google、米Microsoftなど、いわゆるIT業界のタイタン(巨星)と呼ばれる大手各社の10~12月期決算が出そろった。この中でMicrosoftを除けばいずれも四半期ベースで過去最高を更新した。米Wall Street Journalなどの海外メディアは、大変素晴らしい決算だったとし、法人顧客のIT投資が回復してきたことを示していると伝えている。 この2月には米Hewlett-Packard(HP)や米Dellなどの決算発表も控えており、既に出そろった大手の業績報告がその先行指標となり、業界全体の回復を期待させるというのだ。 例えば市場調査会社の米IDCは、10~12月期における世界のIT支出の伸び率が5%となり、前年同期の3%を上回ったと報告している。企業には余裕が出ており、パソコンやサーバーなど、業務に不可欠な機器はもちろん、タブレット端