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ブックマーク / realsound.jp (185)

  • Sound Horizon、20年の年月をかけた物語音楽による人間礼賛 『Revo’s Halloween Party 2024』2日目完全レポ

    Sound Horizon、20年の年月をかけた物語音楽による人間礼賛 『Revo’s Halloween Party 2024』2日目完全レポ 11年前とは異なるアリーナで規模を二夜に拡大し、再びRevoがハロウィンの宴を開く――。 ハロウィンがすでに去りし11月、23・24日の二日にわたって神奈川・ぴあアリーナMMで開催された『Revo's Halloween Party 2024』。それは、先行配信されたばかりのBeyond Story Maxi『ハロウィンと朝の物語』(CDリリースは2025年3月5日)を核に据えつつ、2004年10月27日に『Elysion -楽園への前奏曲-』でメジャーデビューを果たしたSound Horizonの20周年を、いやそれ以前から創作に明け暮れてきたRevoの音楽に対する情熱を祝う場でもあった。先んじてRevoは公式サイトで【SHK(=Sound H

    Sound Horizon、20年の年月をかけた物語音楽による人間礼賛 『Revo’s Halloween Party 2024』2日目完全レポ
  • Sound Horizonメジャーデビュー20周年に再び催された生者も死者も集う祝祭 『Revo’s Halloween Party 2024』1日目

    Sound Horizonメジャーデビュー20周年に再び催された生者も死者も集う祝祭 『Revo’s Halloween Party 2024』1日目 2024年11月23日・24日、横浜・ぴあアリーナMMで、『Revo’s Halloween Party 2024』が開催された。今年はSound Horizonのメジャーデビュー20周年であり、11月13日にはSound Horizonメジャーデビュー20周年記念作品Beyond Story Maxi『ハロウィンと朝の物語』が先行配信されたばかり。公演もこのマキシシングルに関連したものであると謳われていた。ここでは1日目の公演の様子をレポートする。 公演にはドレスコードが設定されており、その内容はズバリ「仮装」。会場には着替えのコーナーも設置され、コスプレやバウンドコーデ、ワンポイントの装飾など、それぞれの解釈でドレスコードを全うするロ

    Sound Horizonメジャーデビュー20周年に再び催された生者も死者も集う祝祭 『Revo’s Halloween Party 2024』1日目
  • 佐久間宣行が注目する若手作家・小原晩対談 話題作『これが生活なのかしらん』と「創作」について

    現在話題となっているエッセイがある。小原晩の『これが生活なのかしらん』(大和書房)だ。小原氏が自らインディー出版として発行した『ここで唐揚げをべないでください』が独立系書店や読者家たちの口コミによって話題を集め、1万部を超えるヒットとなり、ついで発表された作も話題を集めて、重版につぐ重版で着実に部数を伸ばしている。 そんな小原氏の2冊の書籍に注目しているのが佐久間宣行氏だ。 佐久間宣行のYouTubeチャンネル「NOBROCK TV」や自身のXでも小原氏の書籍を紹介。その才能を高く評価している。今回はそんな佐久間氏と小原氏によるリモート対談が実現。小原氏の書籍の魅力に触れながら、2人が思う「言葉」と「創作」について語り合っていただいた。 佐久間宣行(写真左)は小原晩(写真右)の才能を高く評価する ■ムチャムチャ良かった『これが生活なのかしらん』 ――佐久間さんは、お笑いユニット・ダウ9

    佐久間宣行が注目する若手作家・小原晩対談 話題作『これが生活なのかしらん』と「創作」について
  • 「リブレ」「大洋図書」が牽引する「商業BL」事情、次なる覇者は? 識者が解説する人気出版社の業界地図

    一大ジャンルとなった「商業BL」。その人気は国内だけに留まらず、海外でも多くのファンを獲得している。商業BLの市場が拡大するに連れ、出版社ごとの特徴多様化。バラエティに富んだレーベルが次々に生まれている。 そこで株式会社サンディアスが運営するBL情報サイト「ちるちる」編集部に、気になる昨今のBLレーベル事情や人気ジャンルについて聞いた。日のみならず、海外も含めた現在の、BL事情をマッピングしていく。 ◼️映像化の人気作揃う「リブレ」と「大洋図書」がBL界牽引 さんかく窓の外側は夜 1(リブレ) ちるちる編集部の調査によると、現在のBLレーベルとして先頭を走るのは、「ビーボーイコミックス」「ビボピーコミックス」などのレーベルを持つ出版社リブレ。2024年上半期だけで約70冊を刊行し、BL業界を牽引している存在だ。『抱かれたい男1位に脅されています。』や『さんかく窓の外側は夜』など、映像化も

    「リブレ」「大洋図書」が牽引する「商業BL」事情、次なる覇者は? 識者が解説する人気出版社の業界地図
  • なぜ『きみの色』を観て“言葉にしたくない”と感じるのか? 山田尚子の演出意図から考える

    『きみの色』のインタビューで、音楽担当の牛尾憲輔が、山田尚子監督のネタバレに対する態度について、こんなことを話していた。 牛尾:山田さんって、映画の話をしていても、結末の話をしても怒らないんですよ。<中略>でも「ここで振り返ったときの画がすごく綺麗でさ」っていうと、ものすごく怒るんです。(※1) 山田監督は、結末をバラされても気にしないが、細部の演出についてバラされると怒る。彼女の最新監督作『きみの色』は、映画に対するそのような姿勢が端的に表れた作品だ。 この作品には、明確な物語のラインがないと言ってしまってもいいかもしれない。あったとしても、3人の高校生がバンドを組み、演奏会で発表するために出会い、頑張るとか、青春の瑞々しさを描いた作品などとまとめられることになる。つまり、大きな全体の物語としては、ごくありふれた、何度も聞き覚えのあるようなものでしかない。 しかし、作の鑑賞体験は「あり

    なぜ『きみの色』を観て“言葉にしたくない”と感じるのか? 山田尚子の演出意図から考える
  • “時代の鏡”としての特撮ヒーローと悪役 白倉伸一郎が語るキャラクタービジネスの変化

    物語における対立構造は、緊張感をもたらすために欠かせない要素だ。光があれば影があり、正義があれば悪がある。そうした二元論的な世界観は、古くから物語の根幹を成してきた。それが最も顕著なのが、『仮面ライダー』や『スーパー戦隊』シリーズにおける「正義」と「悪」の変遷だろう。 こうした時代とともに変化するヒーローと悪役の関係性について、制作サイドはどう捉えているのだろうか。その見解を聞くべく、東映のキャラクター戦略部を訪ねた。同部門は2023年7月に立ち上げられたばかりの新しい組織だ。 対応してくれたのは、長年にわたって東映のヒーロー作品をプロデュースしてきた敏腕プロデューサーであり、現在は東映の上席執行役員を務める白倉伸一郎氏。今回は、ヒーローと悪役の関係性の変遷について、ヒーロー作品の第一線で活躍し続けてきた白倉氏の見解を聞いた。時代とともに移り変わる価値観の中で、正義と悪の物語はどう変化して

    “時代の鏡”としての特撮ヒーローと悪役 白倉伸一郎が語るキャラクタービジネスの変化
  • 『プリパラ』10周年、普遍のキャラはどうつくられた? アートデザイナー・金谷有希子に聞く、創作の裏話

    『プリパラ』10周年記念のロゴ。前面に押し出されているリボンが、作品の重要なイメージになっている。 女の子向けのゲーム・アニメとして高い人気を誇った『プリパラ』が、2024年に10周年を迎えた。2014年に新たな『プリティーシリーズ』としてスタートした作は大ヒットし、今でも新作グッズが発売され、様々なイベントが開催されるほど支持されている。また、今年7月には10周年を迎え、8月からは10周年を記念した展示会も開催される予定だ。 ゲームの「み~んなトモダチ!! み~んなアイドル!!」というコンセプトが共感を呼び、プリチケというチケットを通じて友情を深め合う世界観も秀逸であった。そして、個性豊かなキャラクターたちのデザインも高い人気を誇る要因のひとつではないだろうか。 主人公の真中らぁらを筆頭に、世代を超えて愛されるキャラクターをデザインしたのが、ゲーム会社「シンソフィア」に所属するアートデ

    『プリパラ』10周年、普遍のキャラはどうつくられた? アートデザイナー・金谷有希子に聞く、創作の裏話
  • 『ガルクラ』『数分間のエールを』は日本アニメの“到達点”に 3DCGで追求した手描きの良さ

    「日はアニメの国」だと世界的なイメージとなっているが、その歴史も特徴も、世界のアニメーションの流に位置していたというよりは、独自の表現スタイルを突き詰めることで支持を拡げてきた。 例えば、世界的にアニメーション制作は現在、3DCGを用いることが一般的だが、日は手描きの作画が主流である。 そんな日でも3DCGアニメーションは制作されている。だが、手描きアニメの国ゆえに、常に「手描きの作画と比べてどうなのか」という視点で議論される宿命にある。その議論ゆえなのか、日の3DCGアニメはかなり特異な方向へと発展している。「手描きアニメのエッセンスをいかに取り入れるのか」という課題に挑み続け、来なら1秒24フレームで全身を動かすフルアニメーション表現も可能なところ、敢えてリミテッドな表現の魅力を追求し、立体的な造形物であることを強調するよりも、2Dっぽいルックに見せる努力をしてみたりなど、

    『ガルクラ』『数分間のエールを』は日本アニメの“到達点”に 3DCGで追求した手描きの良さ
  • 小説編集者の仕事とはなにか? 京極夏彦や森博嗣のデビューを世に問うた編集者・唐木厚インタビュー

    小説編集者の仕事とはなにか?』(星海社)は、1990年より講談社ノベルスの編集を担当し、京極夏彦や森博嗣のデビュー、メフィスト賞の立ち上げに携わった唐木厚が、自らの経験や編集術を語った内容を構成したものである。主にかかわってきたミステリ小説について、編集という仕事について、彼はどのように考えてきたのだろうか。(円堂都司昭/5月29日取材・構成) 唐木厚『小説編集者の仕事とはなにか?』(星海社) ――唐木さんは1988年に講談社に入社されましたが、京都大学在学中はアイドル研究会に所属し、アイドル雑誌の編集者になりたくて出版社を目指したそうですね。アイドルのどんなところを研究していたんですか。 唐木:僕は、楽曲研究とかにはあまり興味がなくて、イベント会場にどんなタイプの人がきているかとか、ファンに関心があったんです。1980年代の終わりごろから握手会の現場がどんどん面白くなってきて、そんな状

    小説編集者の仕事とはなにか? 京極夏彦や森博嗣のデビューを世に問うた編集者・唐木厚インタビュー
  • 『呪術廻戦』など人気アニメでも活躍! コンセプトアーティスト・長砂ヒロが語る、表現としてのデジタルスケッチ

    『呪術廻戦』など人気アニメでも活躍! コンセプトアーティスト・長砂ヒロが語る、表現としてのデジタルスケッチ 『デジタルスケッチ入門 ―光と色で生活を描く―』(技術評論社) 長く続いたコロナ騒動が落ち着いたためだろうか。公園や景勝地で絵を描く人の姿を見かけるようになった。筆者も絵を描くのが好きなのだが、とはいえスケッチブックと水彩絵の具を手に外に出かけるのは、ちょっと緊張するものだ。それに、初心者にとっては画材をそろえるのも案外大変だったりするのである。 そんな人におすすめなのがデジタルスケッチである。iPadなどのタブレットがあればすぐに始めることができるし、最近では性能に優れたフリーソフトも多い。外に出ていかなくても、部屋の中に転がっているものを描いてみるだけで楽しいうえ、スケッチをしながら観察すれば、見方が一変、世界が違って見えてくる……なんてこともあり得るかもしれない。 ポケモンオリ

    『呪術廻戦』など人気アニメでも活躍! コンセプトアーティスト・長砂ヒロが語る、表現としてのデジタルスケッチ
  • 「声優アニメディア」休刊に寄せて 2004年の創刊から変化した、声優雑誌の役割と課題

    「声優アニメディア」が6月10日発売の「声優アニメディア 夏号」を最後に休刊となる。ネットに読者を奪われた紙の雑誌が、次々と休刊になっている流れに沿ったものとも言えるが、声優人気に陰りは見えず逆に注目は高まる一方。活躍する場となっているアニメも全世界的な盛り上がりを見せているだけに、どうして今なのかといった疑問も浮かぶ。声優雑誌はどこに行くのか? 「声優アニメディア VOLUME.1」 水樹奈々、田村ゆかり、清水愛といった女性声優の名前が、大きな文字でずらりと並んでいる。保志総一朗、三木眞一郎、関智一といった男性声優の名前も見える。2004年に創刊された「声優アニメディア VOLUME.1」の表紙を見ると、その頃にどのようなアニメが放送されていて、誰が声優として活躍していたかを思い出せる。 これが、現在発行されている最新号「声優アニメディア 春号」(メイン画像)では大きく違ってくる。フロン

    「声優アニメディア」休刊に寄せて 2004年の創刊から変化した、声優雑誌の役割と課題
  • 同人誌、なぜ電子より紙の本が人気? 大人気ぬいぐるみ“だいあぱん”「合同誌」制作者を動かす圧倒的熱量

    やさかはちる氏が主宰者となり、制作した合同誌。表紙のデザインからの体裁、紙質まで、とにかくすべてにこだわった力作。市販されている雑誌のようである。 ■ファンが集まり合同誌を制作! コミックマーケットなどの同人誌即売会は、紙媒体の魅力を存分に感じられる場でもある。特に、同人誌が誕生したころから普遍的な人気がある「合同誌」は、電子書籍が全盛になっても盛んに制作され、衰える気配がない。同じ志や趣味をもつ者同士が集まり、一冊のを作り上げる楽しみは何物にも代えがたいためだろう。『キラッとプリ☆チャン』の合同誌を制作したやさかはちる氏に、その魅力を聞いた。 ――やさかはちるさんは『キラッとプリ☆チャン』に登場する“虹ノ咲だいあ”のぬいぐるみ、通称“だいあぱん”のファン同士で合同誌を制作したそうですね。キャラクターの、しかもぬいぐるみのファンが集まるとは…… かなりマニアックな取り組みだと思いますが

    同人誌、なぜ電子より紙の本が人気? 大人気ぬいぐるみ“だいあぱん”「合同誌」制作者を動かす圧倒的熱量
  • “成功するメタバース”にとって必要なものとは? ヒット施策を手掛けるキーパーソン、往来・ぴちきょ×PONYOが語らう

    連載「Performing beyond The Verse」(第2回:往来・ぴちきょ×PONYO) 2024.04.20 12:00 「メタバース」を筆頭に、拡大をつづけるバーチャルの世界。そんなバーチャルの世界には、現実世界同様にさまざまな「表現者」がいる。連載「Performing beyond The Verse」では、バーチャルにおけるありとあらゆる「創作」と「表現」にたずさわる人びとに話を伺っていく。第二回目は、株式会社往来の代表・ぴちきょ氏と、VRイベントプロデューサー・ディレクターのPONYO氏をお招きし、対談を実施した。 一時、バズワード的な広がりを見せた「メタバース」という言葉。「AI」に取って代わられる一過性のものだと言われた時期もあったが、実際のところは堅調を維持している。最近とくに注目を集めるのが、企業・自治体の参入だ。 しかし、こうした事例はときに成功例と失敗例

    “成功するメタバース”にとって必要なものとは? ヒット施策を手掛けるキーパーソン、往来・ぴちきょ×PONYOが語らう
  • 声優の写真集、トレンド入り続出 アイドル並みの人気となった理由は? 推し活と出版社の巧みな販売戦略

    XなどのSNSでは、声優の写真集の発売日当日にその声優の名前がトレンド入りすることがよくある。声優の名前で検索をかけてみると、SNS上には写真集を購入したファンの熱狂的なコメントが多数書き込まれている。 【写真】黒木ほの香1st写真集『ほのかにあまい』ほぼすっぴんで撮影されたベッドでの寝転びカット 声優の写真集は2010年以降、数多く刊行されてきた。もはやアイドル並みに(実際にアイドル活動をしている声優もいるが)写真集を何度も出している声優も少なくない。写真集が人気である理由は、“推し活”が盛んになり、ファンが写真集を抵抗なく買えるようになったことと、出版社側の巧みな販売戦略にある。 そんな声優の写真集の魅力はどこにあるのか。声優ファン歴10年の男性Yさん(42歳)に、魅力を語ってもらった。 「写真集を数冊買ったり、事前予約すれば、実際にその声優さんに会えるなどの特典が付くのはごく普通にな

    声優の写真集、トレンド入り続出 アイドル並みの人気となった理由は? 推し活と出版社の巧みな販売戦略
    turu_crane
    turu_crane 2024/04/11
    >声優ファン歴10年の男性Yさん(42歳)
  • 『FF14』など手がける吉田直樹に聞く“ゲーム創作論” 「制約を理解し、ブレイクスルーを作る」ことのおもしろさ

    FF14』など手がける吉田直樹に聞く“ゲーム創作論” 「制約を理解し、ブレイクスルーを作る」ことのおもしろさ リアルサウンドテックの新連載「ゲームクリエイターの創作ファイル」では、“ゲーム作り”にフォーカスしてクリエイターたちにインタビュー。その真髄に迫っていく。 第1回はオンラインRPG『FINAL FANTASY XIV』(FF14)のプロデューサー兼ディレクター(P/D)として知られ、2023年に発売されたアクションRPG『FINAL FANTASY XVI』(FF16)ではプロデューサーを務めた吉田直樹氏に、多忙を極めた日々のエピソードや過去の思い出深い出来事、そしてゲーム作りのおもしろさについて聞いた。 「プロデューサー」と「ディレクター」にもうひとつ「プロデューサー」が乗っかってきた ――『FF14』のP/Dを務めながら、昨年はプロデューサーを務める『FF16』の発売という大

    『FF14』など手がける吉田直樹に聞く“ゲーム創作論” 「制約を理解し、ブレイクスルーを作る」ことのおもしろさ
  • ファンタジア、電撃小説、スニーカー……老舗ラノベ新人賞〈大賞〉受賞作がそろい踏み 各賞の傾向は?

    ファンタジア大賞、電撃小説大賞、スニーカー大賞はいずれも四半世紀超の歴史を誇るライトノベルの新人賞。『スパイ教室』『涼宮ハルヒの憂』『ブギーポップは笑わない』といったヒット作を送り出し、人気作家を生み出してきた。この3つの賞でそれぞれに〈大賞〉を獲得した作品が2月に続けて刊行。その内容からは各賞を運営するファンタジア文庫、スニーカー文庫、電撃文庫といったレーベルが目指しているところや、今のラノベ読者を引きつけそうな要素が見えてくる。 2月1日に第28回スニーカー大賞〈大賞〉受賞作として凪『人類すべて俺の敵』(スニーカー文庫)が刊行され、2月10日に第30回電撃小説大賞〈大賞〉受賞作の夢見夕利『魔女に首輪は付けられない』(電撃文庫)が登場。2月20日に第36回ファンタジア大賞〈大賞〉受賞作として零余子『夏目漱石ファンタジア』(ファンタジア文庫)が発売となって、書店のラノベコーナーに新刊とし

    ファンタジア、電撃小説、スニーカー……老舗ラノベ新人賞〈大賞〉受賞作がそろい踏み 各賞の傾向は?
  • 制作会社単位で2023年アニメを振り返る 特にすごかった会社を勝手に褒めよう企画

    2023年アニメもそろそろ終わりが見えてきました。今年は1年を通じて大作も意外な伏兵も愛すべき作品も多く、いつにも増して満足度が高い1年だったと感じます。 さて、年末にはさまざまな雑誌やサイト、サービスなどで1年間のアニメを振り返る企画がありますが、今回は制作会社単位で振り返り、特によかった会社を勝手に褒めようという試みです。ただし、MAPPAやWIT STUDIO、A-1 Picturesといった毎年すごい(語彙力!)制作会社は殿堂入りとして選考対象から除外しています。「今年は特にすごかった!」と言える、相撲の三賞における敢闘賞的な意味合いでの企画と捉えていただければ幸いです。 また筆者はアニメ制作に関してはズブの素人であり、あくまでいち視聴者として年間220程度のTVアニメなどを観続けたうえでの感想という前提でご笑覧ください。 動画工房 「動画工房も毎年すごいだろ!」と言う声も聞こえ

    制作会社単位で2023年アニメを振り返る 特にすごかった会社を勝手に褒めよう企画
  • 【追悼】『十二国記』や『薬屋のひとりごと』の先駆け 酒見賢一『後宮小説』が拓いた中華風エンタメ小説の世界

    『陋巷に在り』『泣き虫弱虫諸葛孔明』といった、中国に題材を取った小説で知られる作家の酒見賢一が11月7日に死去した。ネットにはまだ59歳だったのかといった驚きや、『泣き虫弱虫諸葛孔明』とTVドラマが放送中の『パリピ孔明』との関係を類推する声がずらりと並んだ。わけてもデビュー作『後宮小説』が、後の『十二国記』や『彩雲国物語』、そしてこちらもTVアニメが放送中の『薬屋のひとりごと』にもたらした影響を問う声が多くあって、中華風のファンタジーやミステリで盛り上がる今の小説状況を、30年も前に拓いた作家として再注目が集まっている。 『後宮小説』は酒見賢一のデビュー作で、1989年に第1回日ファンタジーノベル大賞を受賞して刊行され、第102回直木賞の候補にもなった。「腹上死であった、と記載されている」という驚きの書き出して始まる小説は、そうした死因による皇帝の崩御から始まり、次の皇帝即位に向けて新し

    【追悼】『十二国記』や『薬屋のひとりごと』の先駆け 酒見賢一『後宮小説』が拓いた中華風エンタメ小説の世界
  • 目指すのは「オタク向けmixi」「平成のインターネット」……? ユーザー爆増の純日本産SNS『Misskey』開発・運営インタビュー

    目指すのは「オタク向けmixi」「平成のインターネット」……? ユーザー爆増の純日SNSMisskey』開発・運営インタビュー この1年、『X(旧・Twitter)』に大きな変化が起きている。イーロン・マスクによるTwitter社の劇的な買収劇にはじまり、サードパーティアプリの停止、APIの有料化、名称変更、大量のユーザーアカウントを停止する“凍結祭り”など、これまで恩恵を享受してきたユーザーにとってネガティブな出来事も多く、こうした事件が起きるたびに「ポスト・ツイッター」について議論がなされてきた。 個人的にもXに変わるテキストSNSの動向は注視しており、Meta社が公開したテキストSNS『Threads』のレビューや、『Mastodon』に代表される分散型SNSを取り巻く状況についても都度レポートしている。今回は分散型SNS、『Misskey』の開発を行うsyuilo氏と同サービ

    目指すのは「オタク向けmixi」「平成のインターネット」……? ユーザー爆増の純日本産SNS『Misskey』開発・運営インタビュー
  • 稲葉浩志ものまねで話題の南波雅俊アナ、並々ならぬ“B'z愛”を語る 直接会って伝えたいのは「いつも、本当にごめんなさい!」

    稲葉浩志ものまねで話題の南波雅俊アナ、並々ならぬ“B'z愛”を語る 直接会って伝えたいのは「いつも、当にごめんなさい!」 B'z 稲葉浩志のものまねで昨今話題のTBSアナウンサー 南波雅俊。『WBC』(『ワールド・ベースボール・クラシック』)などのスポーツ中継や報道番組『Nスタ』で活躍する一方で、『ラヴィット!』や『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(以上、TBS系)などのバラエティ番組では、稲葉浩志のものまねでお茶の間に笑顔を届ける異色のアナウンサーとしても広く知られている存在だ。 そんな南波アナは、ただものまねをするだけでなく、ファンクラブ会員になるほどの筋金入りのB'zファンとしても知られている。小学生でB'zに出会い、人生の節目節目でその音楽やライブに励まされ、救われてきたという南波アナ。インタビューでは、溢れ出る“B'z愛”について熱く語ってもらった。(編集部) B'zとの出

    稲葉浩志ものまねで話題の南波雅俊アナ、並々ならぬ“B'z愛”を語る 直接会って伝えたいのは「いつも、本当にごめんなさい!」